2017年5月30日 (火)

国連人権理事会で

藤田早苗さんのFBから。

「ここで政府が書簡にきちんと対応しなければ、6月6日から始まる人権理事会で必ず問題になります。日本は理事国ですよ」

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書簡、というのは、国連特別報告者のケナタッチさんが、共謀罪によってプライバシーや人権がそこなわれるのではないか、という危惧を安倍首相あてにだしたお手紙のこと。

去年7月、この藤田さんが金沢にお話しにきてくださいました。テーマは「どうなってるの?私たちの、知る+表現の自由〜〜国連特別報告者が日本に来たわけ」。

その時の報告者はデビッド・ケイさん。総務大臣が、電波停止もありうる、と発言したことをとても問題視。日本のメディアに取材して、メディアがいかに萎縮しているかということを調べて、国連に報告しました。

報道の自由は、私たちの知る権利とも人権とも深くかかわっています。だからこそ、ケイさんが国連人権理事会から派遣されて、去年4月に来日されたのでした。

ケイさんも、今回のケナタッチさんも、国連から特別の任務をおっている専門家、他の国からは干渉をうけない、という意味で、独立した方です。官房長官がいうような、国連とはなれて、勝手にうごいている個人、というわけではありません。

国連のサイトに書かれていることと、官房長官の言ってることのくいちがいも、6月6日の人権理事会できっとふれられることでしょう。藤田さんがいってらっしゃるように、日本は理事国なんですものね。

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公共放送で

参議院で共謀罪の審議、はじまりました。

公共放送の夜のニュースで、キャスターたちは、この法案に懸念懸念、って、言葉でも顔でもいっている。
ところが、映像となると、首相が「テロを防ぐためだ、この条約を批准してないのは先進国では日本くらいのものだ」ということを力説してるとこが流される。

ああ、これを多くの人が信じるのか、、メディアのちからは強大です。


テロ等、と名前がついてるけど、この法でテロは防げないし、この法を通さないとオリンピックできないわけじゃないのに。


日本のカトリック教会も、真宗大谷派も、共謀罪に反対の声明を。この国のおおきな宗教団体がどうしてこれに反対するのだろう、それも多くの人に知ってほしい。

本来なら、創価学会こそ、学会の成り立ちを思えば、真っ先に反対してほしい。治安維持法で逮捕され、獄死された方が、この学会をはじめられたのだから。

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2017年5月21日 (日)

きょうぼうざいに、NO!

175 金沢の四高記念公園に、もっていったボード。
表に、「わたしの心を見張らないで わたしの言葉を奪わないで
私たちの信頼を分断しないで」
裏に、「NO!  きょうぼうざい conspiracy crimes」と書きました。

175no

この法は、私のこころのうちを取りしまろうとするもの。私がなに考えてるか知ろうとするもの。常日頃から、ひととひとのコミュニケーションを監視するもの。
警察があやしいと思ったら、計画段階でそのひとを取り調べることができる、ってことは、日々ふだんから監視の網をかぶせておかなきゃできない、ってことだよね。

一般の人には関係ありません、という。だんだんわかってきたぞ、その一般のひとって、政治に興味ない、私に関係ない、エライさんにおまかせしとけばいい。政府のすることに疑問いだかず、文句いわず、おかしいことにおかしいといわず、国会前なんかにいかず、おとなしくしている人のことなんだ。
ってことは、私、一般の人じゃなくない?

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集会の前には、またまた、国会答弁書き起こしの音読会(リーディング、っておしゃれに?呼ぶ人もいるけど。要は、どちらでも)
すっかりはまり役の早苗ちゃん(山尾議員役)、そして、金田大臣役の高田さん、委員長役の森市議さん。

私が公園についた時には、メディアと議員との関係のとこ、山尾さんが発言してるとこでした。
安倍首相が答弁する別の日のもありました。

国会答弁をくりかえし声にだして読んでいく中で、いかに担当大臣が質問に答えていないか、いや、答えられないでいるか、だからはぐらかすか同じ言葉をくりかえすしかないのか、が、まざまざ実感できます。
そして、こういう虚しい30時間のすえに、審議は十分尽くされた、とみなす人がいて、強行採決とあいなったのでした!

ぜひ、各地でもとりくんでくださいね。今日だけでも、多摩や新潟や北海道で、同じかきおこしを共有して、リーディングが行われてる由。すごいねえ!

集会後の、デモの列はとても長かったですよ。5月の風吹き渡り、気持ちよく歩き、懐かしい顔にもいっぱい会えました。歩きおわって、解散地点の向かいのお茶やさんで食べた、抹茶ソフトフロートの美味しかったこと!!



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2017年5月20日 (土)

今日の東京新聞、言わねばならないこと

今日5月19日の東京新聞、一面にこんなふうに。

先週の紅茶の時間の草かふぇに、東京新聞政治部の竹内さんが取材にみえました。たいせつなことをとても簡潔に、きっちりと文章にしてくださってて、感謝!


もっきりやさんで共謀罪国会書き起こし音読会をしてる真っ最中に、このめちゃくちゃ問題だらけの法案が、衆議院の委員会を通過した、と、もっきりやさんに取材にきてたメディアの方から知らされました。

この法案の中身がよ〜〜くわかる、というか、いかにむなしい国会答弁だったのかが実感できる、この音読会、全国で多発してほしいなあ。金田法務大臣のセリフを読むこと、山尾さんのセリフを読むこと、で、この法案がどんどん自分ごとになってくよ。
こんな答弁の積み重ねをもってして、審議はもう十分つくした、はい、採決、ってことにされちゃうってこと、どうぞしってくださいな。

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2017年5月18日 (木)

現代のぬえ

ぬえ。 夜の鳥、とかいて、鵺。妖怪のこと、正体不明のよくわけのわからないもの。

私にとっての現代のぬえは、世論調査として報じられる、内閣支持率。
いったいどうして支持率がこうも高いままなんだろ、とごく素朴に、自然に、疑問を抱く。

今の内閣。目に余る憲法違反の政治をして、憲法違反の法律をどんどんつくって、自分たちだけに都合のいい政治をして、主権者をばかにしきって、他国との緊張を高めて、どんなめちゃくちゃな法律も、数の力で成立させてしまう。

今が今も、共謀罪という、わたしのこころの内やコミュニケーションをとりしまる法律を、まったく不誠実な国会答弁のあげくに通そうとしている。
自由にものいえる社会を、きゅうくつな監視社会に変えようとしている。

このところ、いろんな方からお手紙やメールで、とてもよく似た文面、内容のものをいただくんです。
なぜこんなことになっているの?この流れはいったいどういうこと?こんな危険な内閣が、どうして支持され続けるの?信じられないよ。なぜみんな気がつかないの?いったいどうしたらいいの?これが時代の空気なのでしょうか、もう今は戦前です、などなど。

世論調査では、内閣支持の理由も訊いている。
他の人より良さそうだから、っていうのがいつも大きなその理由。
消極的なこの理由、ほんとにそうかな、とここらでもっと突き詰めたほうがいいんじゃないのかな。
ほかよりまし、という理由で、ほかは頼りないもん、という理由で、このまま、安倍内閣独裁全体主義の国にしてしまっていいの?明治憲法のような憲法につくりかえていいの?

森友学園問題の次(もちろん、未だ終わってないけど)に、やっと加計学園問題が表舞台にでてきた。
おかしなことがぼろぼろでてきてる今だからこそ、ほかよりまし、という理由で、今の内閣を支持し続けていいのかどうか、マジで考える時。
内閣支持率というぬえのかたまりでもって、今の政権を支え、私たちの未来を委ねてしまわないために。
すくなくとも今の憲法があるかぎり、主権者は、私たち一人一人なんだからね。

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2017年5月15日 (月)

5月3日の愛媛新聞

松山の友達の友達が、スウさんが愛媛新聞に載っていたよ、と新聞の紙面をくださったそうで、その新聞を送ってくれました。。

4月半ば、丹原という、松山から車で一時間ほどのところで夜におはなし会した時、そういえば、記者さんがみえていたような記憶があります。

それからだいぶ日がたって、5月3日の一面の、「地軸」という紙面で取り上げてくださったことが、なんだかすごいご褒美のようです。

短い文章で、こんなにきもちのよい記事を書いていただけること、とってもありがたいです。

175

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2017年5月 9日 (火)

わがやの芍薬

もう4年くらい前の今頃だと思うのです。Kさんがはじめて紅茶に来た日に、シャクヤクの鉢植えをもって来てくださって。

その数日後に、芍薬は見事に花開き。私はうれしくって、はしゃいで、それを切り花にして花びんに。

あとで調べたら、芍薬は咲いたあとは首元から摘むのがよい、と書かれてた。早いうちに切り花にしたのがまずかったのか、それいらい一回も芍薬は咲いてくれなかった。

175_3 それがついに今年!こんなに美しく!
175_4
昨日のつぼみが、こんなに咲いたのは今日。夜になると花びらは半分閉じてやすんでる、また明日、全開してくれるのかな?Kさんに見せたいな。

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荻上チキさんと木村草太さんの、ラジオ番組、聞いてね!

5月3日の、荻上チキさんと木村草太さんのラジオ番組。
16分くらい、生できくとなおよくわかります。
2020年を憲法改正施行の年に、と安倍さんがいったことのおかしさが。


すこし下の方にさがると、声のきけるとこがでてきます。

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ちゅうじょうせつり

連休の最終日に、これまた目的を持たずに、まあさんと福井の方へ。

とうじんぼう、の文字をみつけて、あ、高校の修学旅行できたとこだ!(北陸3県の修学旅行で、富山のチューリップ公園と金沢の兼六園と福井のここへ。その他細かいことは何もおぼえてないけど)と、ン10年ぶりの、まさかの東尋坊再訪。

サスペンス劇場で、最後の方に犯人が自殺しようとしてる場面で、刑事役の人が、待て!というのはこのあたりか、と思いながら、ちゅうじょうせつり(柱状節理)とよばれる不思議な岩のかたちを眺めてた。
安山岩のマグマが地中で冷えて固まったものらしい。6角形の柱のかたちから、柱状、ってよばれてるんだ。

東尋坊のは70メートルくらいの高さの柱が1000本くらいも海からそびえ立っているのだけど、縦の柱だけでなくて、少し車を走らせたら、別の海岸でこんな柱状も見つけたよ。

175 灰色の棒状チーズクッキーみたいのや、縦状のと横状の柱がクロスしてるのもあった。人の手でつくりだせないふしぎたちだ。
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2017年5月 7日 (日)

そうたさんのお話

オギウエチキさんと草太さんのこのトーク、とても大切なこといってくれてる草太さんの解説。

みゆきちゃんの書き起こし、いつもながらのlabor of love 愛なくしてできないお手間なしごと、ありがとう!

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▽書き起こしその1▲「施行時期を明言。安倍総理のメッセージから、憲法改正の今後を読み解く」木村草太×荻上チキ【音声配信】5月3日(水)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)
https://www.tbsradio.jp/144021

安倍首相のビデオメッセージ演説を聴いて、萩上チキさんが論点をまとめ、
「木村さんは、全体お聞きになっていかがですか。」

木村草太さん
「まずは、九条についてはですね、ご本人(安倍首相)の前のめりとは別に、かなり難しいと思いますね。いま九条を変えて自衛隊を明記すると、それはひとつの考え方ですが、
仮に「個別的自衛権まで」というふうに国民投票にかけて可決すると、安保法制が違憲になっちゃうんですね。「集団的自衛権こみ」で国民投票にかけると、2015年の安保法制をそのまま国民投票にかけると言うことになります。これはいまの政権に取とって大ばくちになりますし、安保法制への反発を考えますと、否決される可能性も高いんですね。

国民投票で安保法制ダメ、って否決されたら これは相当なダメージですし、安保法制も全部立て直し、ってことになりますし。ということは、結局具体的にやろうとすると実は非常に難しくて。
かつ、いま違憲の疑いが非常に強いところは自衛隊以前にむしろ安保法制のことで。
もし違憲の疑いを払拭するということであれば
「安保法制を国民投票にかけます」というべきだったわけですが、それはできないことがわかっていて、支持者向けにポーズを取ったという声明になってるとふうに読まざるをえないんですね」

荻上さん
「9条の1項2項を残しつつ、自衛隊を明文化すると言うことですので2項に足すのか、3項をもうけて「自衛隊を保持する」とかくのか。仮に自衛隊を保持すると言うことを明文化するとなれば、1項2項を含めたトータルの解釈になるのでしょうか?」

木村さん
「んーと、書き方によると思います。
いまの内容とまったく変わらないとするような書き方もあると思います。
ただこの場合は、国民が国民投票でなにを聞かれてるかさっぱりわからない国民投票になりますので、たいへんな混乱が起きるので、やめた方がいいと思います。」

萩上さん
「なるほど。いまの政府見解では、自衛隊は保持していいってことになっているんですね」

木村さん
「そうなっていて、今のままで行きます、って言う改憲を提案するのでしたら、
国民は賛成するとどうなって、反対するとどうなるのか、わからないまま国民投票することになるので、なんの結論も出ない、意味のわからないことになるので、もう少し議論を整理してからしゃべってください、という感じですね。」

荻上さん
「改正の理由については、いまの音声ではふれなかったんですが、多くの憲法学者や政党が、自衛隊を違憲だとする議論がまだ続いているから、それに決着をつけたいと。
自衛隊は合憲なんだって、より強く、はっきりとさせたいと。すでに政府見解はいまの解釈は出ているけれども、それに対して有無を言わさず。。」

木村さん
「世論調査をみていると、自衛隊の存在自体はけっこう合憲だと考えている方もいらっしゃるんですね。
もし、ほんとに自衛隊の合憲に疑義があるなら、真正面から認めるべきで、 かつ、いまの政府解釈に自信があるのなら、それを維持すべきです。
違憲の疑いがより強いのは「集団的自衛権」のほうで、自衛隊の存在よりもそちらのほうが違憲の疑義が強いところなので、そこにまったく言及せずに9条論議をすると言うこと自体が、大きな逃げを打っていると。」

荻上さん
「なるほど。つまり九条改正しますよ、ということで保守層にアピールできるのと、多くの国民がなんとなく自衛隊そのものの存在はいいよね、というところだけで論議したいのですが。まあ、まだ具体的に条文が出ていないので・・」

木村さん
「自衛隊の明記、と言うのは、改憲提案としては国民に通りやすいというか理解が得られやすいところなんですね。世論調査でも割と賛成が多いとされている箇所なんですが。
ただ、いまの状況でやると、2015年安保法制というのを前提にすると、それをかけたときに、安保法制をかければ政権にとってダメージだし、個別的自衛権までの改憲をしちゃうと、安保法制の違憲が明確になっちゃうと言う結局非常にやりにくい、ファンタジーな提案だってことでしょうね。」

荻上さん
「もうひとつ、高等教育の無償化という面について織り交ぜていますが、いかがですか?」

木村さん
「これはやはり、維新の会のみなさんには、取引と言うか、維新の会の提案ものみますよ、といわないと、維新の会賛成しにくいでしょうから。一緒にやっている面はあると思いますが」

荻上さん
「仲間においで、ってことでしょうか」

木村さん
「これも最近の世論調査で出てますが、禁止されてるわけではないので、憲法で。改憲しなくたって教育の無償化はできるわけで、わざわざやる必要はいだろうと。

それからやはり、この番組でも申し上げましたが、
国民投票って一回に850億円かかるんですよね。そりゃかかりますよね。一億人の投票ですから」

萩上さん
「そうですよ、あちこちに投票所もうけて、選挙管理委員会とかもうけて、集計とかトラックとか、色々あるわけですよね」

木村さん
「850億円かけて、やんなくていい改憲するよりは、そのお金奨学金にした方が絶対いいですよね。」

萩上さん
「ああ、そうですねぇ。」

木村さん
「わかりました、やりましょう。でも、もっと有益なことにつかいませんか?という議論になりやすい話しではあるんですね。
もちろん、維新の会のみなさんが「教育の無償化」って論点を出してくださったおかげで、いま、若者に対する教育の支援に注目が集まったのは、評価されてしかるべきと思いますが、
ただ やっぱり、改憲という手法で行くのはどうなのかと考えている国民の方も多いですし、

やはり高等教育ということになると、TBSの番組で西原さんという憲法学者が指摘したのですが、
「高卒の人から取った税金で大学に通っている人たちにお金を回して、大卒の人が高額の所得を得る」と言う制度になるわけですね。
これはやはり高卒の人って大卒の人に比べて収入が低いので、とても不公平に見える制度になってしまう。
もし高等教育の無償化をやるのだったら、高卒で働き出した人に対するスタートアップの支援みたいなものも一緒にしてったほうがいいと。
初めての高卒で働き出した人は、いろんなお金がかかるでしょうから、そこで支援をすると言うことを合わせてやらないと 不公平感が出てきますね。」

<もっとスゴイ  その2に続く!!>

文責・小原美由紀

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