2019年2月18日 (月)

大津母親大会に

滋賀県の守山と大津の母親大会でのおはなし。ぶじに終えて昨夜もどりました。

もともと大津ですることがきまってて、なら守山でもとなったこともあり、守山はこじんまり。その日はいつもみたいに1時間半ノンストップでかたっちゃったけど、大津では二部構成。すばらしい演奏や歌ではじまり、ほめシャワのワークショップ入りの第一部と、けんぽうのお話がぎゅっとつまった第二部と。時計をみながらぴったり!の出前ができてほっとしました。

大津の母親大会には114名ご参加。中心になっていっぱい動いてくださった平井さんがとびきりの笑顔でみなさんをむかえていました。
平井さんは去年の秋、若いママが主催してくれたちいさなけんぽうお話会(ほめシャワのワーク入り)でお茶係りを担当して、裏方さんをしてくださった方。それがこんどは主催する側に。

平井さんは、なんとか若い人たちにもきいてほしい、これまでと同じ広げ方では同じ人にしかきてもらえない。国民投票の前にいま大事なのは、どれだけ知らない人に声をかけ、足をはこんでもらえるか、行ってみたいと思ってもらえるか、来て、聞いて、自分ごととかんじてもらえるかだ、って強く感じられたのでしょう。そのために文字通り、不断の、日々普段からの連続性の努力をされてきたんだとわかりました。平井さんの、12条する、です。

192

この日のちらしに使われた写真は、信州での出前先で私が話してるところを、山本宗補さんがうつしてくださったもの。私の顔写真アップのもおくったのだけど、実行委でほかの画像をさがして、こっちのが雰囲気が伝わる、と選んだそう。そこにも実行委さんたちのきもちがこめられてる。このすてきな看板をみて、大津母親大会の会長さんが、これとよく似た、すんばらしい看板を、舞台の上につくってくださってた。(写メしようと思ってて忘れた!涙)

オープニングで、辺野古ですわりこみをする横田さんというかたのことを歌にした「辺野古埼の風に吹かれ」。それにつづいて「平和のひとかけら」(ふるさとのメロディに私が歌詞を)をすてきに歌ってくださったのは、私が泊めていただいた林さんちのおつれあいさん。林さんは去年秋に主催する側で尽力、今回も裏方でいっぱい助けてくださった。林さんご夫婦の、12条する、があちこちに。

最後は参加者全員で「平和のひとかけら」を合唱しました。
♬つないだ手のぬくもり いまもわたし はげます
 平和の糸をつむいで 明日に渡す ギフトに
の歌詞のところでは大会の会長さんと手をつないで歌いました。

この日は私の話を、二人の手話通訳さんが伝えてくださってた。終わってから、ろうの方に感想をお聞きしたら「13条がこんなに大事!ってしらなかった。ほんとに、目からうろこだった!!」って、超リアルな手話でそれを表現してくださって、ああ、そんなにもつたわったんだ、ってとてもうれしかったです。

30年ほど前の、文庫してる乾さんとのつながりから、はじまった大津とのご縁。年月重ねて、原発、図書館、絵本、いのち、平和、憲法、、に関心持つひとたちの心の畑に、いっぱいたねがまかれていった気がする。おかげでこの4年間、毎年、滋賀県によんでいただいてる。一人一人が、12条してきたんだね、平和のひとかけらになって。

ぴんぼけだけど(もとの宗補さんの写真はちゃんともちろん写ってます。私のガラケー写メのせいです)、大津のちらし、いい感じの写真でしょ。テーブルを飾ったお花は、今、我が家の玄関を飾っています。

192_2

|

2019年2月12日 (火)

アルさんでけんぽうかふぇ

今、とてもしあわせなきもちに包まれています。
今日は、野々市アルさんでのけんぽうかふぇでした。いつもはキッズスペースになってる場所を、広い個室空間にしてのおはなし会。そこできもちよく平らに語ることができて、しっかり聴いてもらえて、ああ、伝わっているな、の確かな手応えがあって。直近情報も入れて、ノンストップ1時間半の濃い〜〜話を、ほんとにみなさん、最後までよく聴いてくれていました。

参加してくれたのは18人(若いママ&ミドルさん、紅茶のお母さん、女子大生さん、男のかたもひとり)+赤ちゃん&ちいさなひと8人!
きほんのきからはじまって、紅茶のこと、身の丈にみとめてほしいと願ってみな生きてること、13条の発見、対になってる13条と9条、これまた対の13条と12条、絵本よむことも子育ても、実は12条することなんだよ、ってこと。9条に自衛隊を明記すると、上書き保存されるように、9条に前からある条文は消されてしまうこと、などなど。

192

この日のおみやげはいのみら通信最新号と北海道のママがつくったけんぽうマンガ。彼女が13条のこと知って、頭のうえでぱっかーんとくす玉がわれたように、今日は本物のくす玉が一人のママの頭のうえで割れたよ!
(証拠写真を、アルのまりこさん、撮ってくれてるかな)

13条の条文の「個人として尊重される--shall be respected as individuals」」が、草案では「人として」になって「個」が消されているんだよ、と紹介したら、これにビビ!と反応したママがいた。英語をよくわかってる方で、individualsとhuman、まるきり違う!とリアルに感じた、と。

今日、こんなにも若いママたちの参加比率が高かったことは、アルさんが、こどもと一緒にきやすいお店であろうとしていること(アルさんのお店のコンセプト)がまずあるのだと思う。このお店空間では、こどもたちが大切にされてるので、ママたちにもきやすいのでしょう。ランチにいけば、子ども大好きまりこさんが、心からようこそ、って迎えてくれる。ママがいそがしいときは抱っこしてくれてる。今日もそんな場面がいっぱいあった。

そういうお店でするけんぽうかふぇだから、きっとおなじみのお客さんたちもきてくれたんだと思う。まりこさんが、ママたちに知ってほしいな、聞いてもらいたいなと、心込めてかいたよびかけのお便りも背中をおしたろうな。アルさんではほかにもいろんな集まりをしてるので、そこで出会った人たちのなかで少し子どもさんの手が離れたママは、見守り隊って感じでそこにいて、一緒に話をきいてくれている。そういうのがあわさっての、今日、なんだ。
こういうことが、アルさんの、まりこさんの、ふだんの努力の12条する、だ。

憲法講演会に若い人が集まらなくてね、来てくれなくてね、って声、よく聞きます。それはふだん、自分が、若い人にどうむきあってるか、大切に接しているか、わかってもらえるためにどういう努力をしているか、平らに話してるかどうか、、ってことが問われているんだとも思う。今日のアルさんおはなし会には、そのヒントがいっぱいありました。

しあわせな時間を終えて家に戻るなり、見事に睡魔さんの急襲をうけ、爆睡すること2時間。あ〜〜すっきり!ほんとに正直な私のからだ。

まりこさん、アルさん、今日参加してくださったみなさん、ほんとにありがとう。紅茶は毎週水曜日1時から6時までわがやで開いています。3時から4時は社会のこと語りあう、草かふぇという時間です。はやってないのでどの水曜でも、おすきな時間に気軽にお越しください。


|

2019年1月28日 (月)

たいわけんぽうかふぇ

刈谷のしんふじんまつりで、たいわけんぽうのお話の出前。みなさんとても心待ちにしてくださってた空気がつたわってきて、私ものびのびしたきもちで、父の郷里で語ることができました。

オープニングにコーラスがありました。パブロカザルスの「鳥の歌」。歌で聴くのははじめて。とってもすてきでした。まさかこれが歌われるなんて思いもしなかったので、それにまつわる話から。

ずっとずっと前、紅茶にきたお年めした男の方が、パブロカザルスの名前を出した時、とっさに私、誰だか思い出せなかった。そしたら、その人に呆れたように、あんた!そんなことも知らんのかー!って言われたんです。すっごくやな気分。上から目線でいわれるってこんな気持ちするんだってリアルに感じた。
でも、この体験が私に、「平に話す」ことがどれだけ大事か、おしえてくれたんです。平らに話すことは、その人と対等な関係をつくること。さらにいえば、その人の13条を大事にすること。対話と、平らに話す平話と、平和は、ひとつながり。
今日の私は、平らに話せてましたか?って最後に聞いた時、みなさん、うんうん、してくれたので、たぶん、平話に話せていたかな、と思います。

鳥の歌、のおかえしに、笠木透さん作詞の「ピース9」を返歌として歌いました。
♫ 鳩は平和をはこぶ鳥  九の鳥と書くのだから
 カタルーニャの鳥も  日本の鳥も
 ピースピースピースとさえずる
 この世は9でじゅうぶんなのさ
 鳩よ 世界の空で飛べ
 ピースピースピースピース ピース9
そしておまけに、13条のうたも一番だけ。

刈谷で今日おあいしたみなさん、ほんとに父のふるさとに呼んでくださって、ありがとう。どうかまた、会えますように。
豊橋の渡辺のりPさんも、会場の近くに住むAさんも、岡崎からお子さんづれできてくださったOさんも、ご参加ありがとう。私をよんでよんで、と何年も声をあげてくれていたSさん、ありがとう。
こんな会は、どれだけ、あたらしいひとに、これまでと違うひとに、若いひとに、来てもらえるかが大切なこと。知らない顔がふえるように種まきする時のポイントもきっと、平らに話す、ですね。

|

2018年12月29日 (土)

やんばるほっとカフェさんにおとどけ。

あと2日ちょっとで終わる2018年。12月はじめに行った沖縄のこと、少ししか書けてないので、なんとか年内に。

おはなし会2日目は今帰仁村のやんばるほっとカフェさんにて。この日も、前日の那覇のゆかるひさんの時くらいの人数、20人弱のかたがカフェにあつまってくださった。親子での参加、若い人たちも、島ぐるみ会議のひとたちも、10月末に紅茶の時間にお話にきてくださった具志堅勝也さんも!そして、金沢の知り合いのお医者さま、清水先生の息子さんも!

1812

この日も、お時間許す方は、とお願いしたら多くの方が残ってくださって語り合い。こんなふうにゆったりして話し合う場って、必要だね。9条しか知らなかったから、話きいてガーンときた、と島ぐるみ会議の方。若い男の子が、勉強会のイメージで来てみたら、違ってた、考えかわった、そもそも憲法って何か知らなかったから、ってとても率直にいってくれた。

30人もの、母方のご親戚の名前が平和の礎に刻まれているという方。この方にとって、平和といのちは同義語。いのちなければ経済もないんだからね、と。石垣島は73年前は空爆なかったのに、マラリアにやられたんだからね、と。軍は民を守らない、そのことを知ってる方でした。

ゆかるひの道子さん、那覇とやんばるで二日間聞いて、伝え方が大事だよね〜〜、ってしみじみと。うん、私もそう思ってる。どうしたら伝わるんだろ、どの言葉で手渡したらふさわしいか、っていつもクンズネンズ(金沢弁で四苦八苦)してる私です。

大事な憲法守りましょう、としか聞いてこなかった、なぜ大事か、そこんとこを教わらないできてしまった、っていう人がいた。うん、そういうとここそ、伝える工夫すればいいんだよね。

このおはなし会がきっかけで、ゆかるひの道子さんはやんばるのほっとカフェさんと出逢ったんだって。那覇とやんばる、出逢ってつながっていける場がこことあそこにある、そのことの意味はきっとあると思う。

天井が高くて、風通しのいい、すてきなほっとカフェさん。お話の最中、壁をつたうヤモリをみつけた。デカ!我が家でもよく見かけるけど、サイズがちがうね。夜は道子さんとおふとん並べてお泊まりさせてもらった。静かな夜に、キュキュキュって、何度もヤモリのなく声がしてた。

1812_2 ほっとカフェさんの本棚にならんでた本たち。「戦争のつくりかた」と「茶色の朝」と、まついのりこさんの「あの日の空の青を」。うれしい本のチョイス。

******

ちなみに12月初めにかいた、ゆかるひさんでのお話会の様子は。

  ↓

ゆかるひホールでのおはなし会。20人弱の方があつまってくださった。巨大な国家権力と対峙してる方もいるだろう、那覇のブックカフェで、憲法の話って。いったいどこまで伝わるだろう、響くだろう、という怖れももちながら、語ったよ。

13条と12条をかたりながら、13条がもっとも踏みにじられてる地で、ふだんの努力の12条をずっとずっとしてきてる沖縄のひとたち。
私の12条する、の一例として、県知事選の翌朝のテレビウォッチのことを。朝8時台の全国ネットのワイドショーで、どの局も沖縄県知事選について一切とりあげなかった。それをFBで報告して、夜のニュースもみて(さすがにとりあげてた)、それをあわせてメディアにメールしたこと。

10月1日の朝、もちろん沖縄ではローカルニュースのトップでデニーさん当選のこと、いっぱい報道したでしょう。でもその後の全国ワイドでまったくとりあげてなかったとはじめて知って、みなさん、相当ショックだったみたい。この温度差、ひどい無視。知らせなければなかったことにされてしまう。個人個人も、自覚的に自分がメディアになってくことが必要だね、って後でみちこさんが言ってた。

この日の時間枠は1時間半なので、いつもみたいなふりかえりの時間がとれない。いったんしめて、お時間許す方はのこって、話のふりかえりをしながらみなさんと対話したいんですけど、っていったら、お急ぎでない方はほとんど残ってくださった。

みなさん、話したいきもちがいっぱい!1812_2

2月の県民投票にすごくがんばってるひと。
姉にさそわれてしぶしぶ来たけど、こんな話と思ってもいなかった、来てよかった、というひと。
憲法っていうとハードル高くてすっと足を運べない、すっと話せる場がすごく必要だね。
あ!憲法って、私に関することだったんか!
印象的な言葉ーー人権、身の丈、doとbeのバランス、平らに話す。
「個人」から「個」がとれるって、雲泥の差。憲法番外地の沖縄だけど、憲法あるから抵抗できる(とはいえ、国はそれをこわしてばかりだ、、)。

やんばるから来た方は明日のやんばるのに行けないので今日の那覇に。30年前は稚内にいたというこの方、そのころお連れ合いさんが私と出会っているという。え?稚内には行ったことないなあ、知り合いもいないよなあ?とハテナだらけ。この謎は翌日の夜、やんばるでとけました。

よく辺野古にいかれてる方なのでしょう、この場の空気と辺野古との、あまりの乖離、あまりのギャップを言われてた。そうだよね、その通りだ。踏みにじられっぱなしの沖縄の民意、意思、尊厳。

この日、金沢大学の法学部を卒業したあと、琉球大学医学部に行き、今はお医者さんしてるAくんが来てくれた! 紅茶の時間に来てた彼、沖縄に暮らしてもう25年目だという。法学部の憲法ゼミで、条文解釈はいっぱいきいたけど、今日みたいな話ははじめて、と。一人一人身の丈に認められるってことが、こんなにも大事なことだったんだなあ、と。

みちこさんのふりかえりの言葉。
マイさんのbe、スウさんのbeの話がよかった。doは辺野古に行くこと。beは自分の人権。一票投じることは、私だって生きてるんだよ、という人権の意思表示、と。

ふりかえりの時間は1時間半にもおよび、最後の最後、このゆかるひさんが、みなで語りあうための大事な場になってくことがすばらしいね、と参加したみなさんと一緒に大きな拍手!


|

2018年12月12日 (水)

岐阜におとどけ

120307_ 今日は岐阜の子ども・若者相談支援担当者研修会でお話してきました。今年2月に大雪とバッティングしていけなかったので、2度目の正直。しかも、前はひと枠の90分だったのに、今回はなぜかそれが倍の2枠。でもそのぶん、ゆったりとおはなしとワークショップができました。

テーマは「SST」です。去年依頼を受けた時は人違いかと思った。だって私、 SSTの専門家じゃないもの。クッキングハウスで学んだSSTはこの17年あまり実践してるけど、人におしえることはできない。一緒にしてみて、クッキングハウスのSSTってこんなに楽しいんだよ、誰にでも役にたつ、コミュニケーションの具体的なスキルなんだよ、って一緒に感じてもらうことなら。そう確認させてもらった上で、お引き受けし、今日の会場でもまっさきにそのこと、いいました。行政の方と、民間の方と、いろんな方が参加されてた。わかい職員さんもいっぱい。

紅茶してる中で、私が学ぶ必要性にせまられたこと。いろいろなとこに勉強にいって、クッキングハウスが私の”学校”だとおもったわけ。きもちのいいコミュニケーションは練習すれば誰でも身につくもの。紅茶と別枠で、コミュニケーションの練習をする時間をはじめたこと(もう13年余りになる)。

クッキングハウスでならったほめ言葉のシャワーのワークショップを、わたしなりにアレンジしてお話の出前先ではじめたこと。そのワークからあずかった言葉たちが、「ほめ言葉のシャワー」の冊子になったこと。娘が書いた「あなたはほかの誰ともとりかえがきかない」から、13条の発見のことまで。

SSTで大事な、「わたしメッセージ」。上から目線で相手を非難したり責めたりする「あなたメッセージ」は、練習の必要ないくらいほとんどのひとが得意(笑)だけど、自分を主語にして相手も自分も大事にしながらきもちを伝えるには、やっぱり練習が必要。
そんな「わたしメッセージ」は、私からすると「平らに話す」ってこと。憲法のお話に行くときも、日常も、紅茶でも、たいらにはなすことが、私にとっての「わたしメッセージ」の応用。それは相手を尊重することでもあるんです。

休憩後の90分は、きもちボールやしあわせまわしやほめシャワのワーク、贈りものの言葉のリレー、そしてふりかえりのシェアリングタイム。2枠の3時間をいただけたことで、あせることなくのびのび語れて、具体例もたくさんお伝えできて、みなさんもいっぱいわらって、時に涙して。

私自身とっても楽しんで解放された。そうだねえ、ここんとこ、緊張と興奮?の日々がつづいてたから、今日はごほうびのリラックスタイムのようでした。帰りの特急しらさぎでは完璧に爆睡。それであたますっきり、これ書いて、寝ます。

|

2018年12月 7日 (金)

那覇のゆかるひさんで

1812 ゆかるひホールでのおはなし会。20人弱の方があつまってくださった。巨大な国家権力と対峙してる方もいるだろう、那覇のブックカフェで、憲法の話って。いったいどこまで伝わるだろう、響くだろう、という怖れももちながら、語ったよ。

13条と12条をかたりながら、13条がもっとも踏みにじられてる地で、ふだんの努力の12条をずっとずっとしてきてる沖縄のひとたち。
私の12条する、の一例として、県知事選の翌朝のテレビウォッチのことを。朝8時台の全国ネットのワイドショーで、どの局も沖縄県知事選について一切とりあげなかった。それをFBで報告して、夜のニュースもみて(さすがにとりあげてた)、それをあわせてメディアにメールしたこと。

10月1日の朝、もちろん沖縄ではローカルニュースのトップでデニーさん当選のこと、いっぱい報道したでしょう。でもその後の全国ワイドでまったくとりあげてなかったとはじめて知って、みなさん、相当ショックだったみたい。この温度差、ひどい無視。知らせなければなかったことにされてしまう。個人個人も、自覚的に自分がメディアになってくことが必要だね、って後でみちこさんが言ってた。

この日の時間枠は1時間半なので、いつもみたいなふりかえりの時間がとれない。いったんしめて、お時間許す方はのこって、話のふりかえりをしながらみなさんと対話したいんですけど、っていったら、お急ぎでない方はほとんど残ってくださった。

みなさん、話したいきもちがいっぱい!1812_2

2月の県民投票にすごくがんばってるひと。
姉にさそわれてしぶしぶ来たけど、こんな話と思ってもいなかった、来てよかった、というひと。
憲法っていうとハードル高くてすっと足を運べない、すっと話せる場がすごく必要だね。
あ!憲法って、私に関することだったんか!
印象的な言葉ーー人権、身の丈、doとbeのバランス、平らに話す。
「個人」から「個」がとれるって、雲泥の差。憲法番外地の沖縄だけど、憲法あるから抵抗できる(とはいえ、国はそれをこわしてばかりだ、、)。

やんばるから来た方は明日のやんばるのに行けないので今日の那覇に。30年前は稚内にいたというこの方、そのころお連れ合いさんが私と出会っているという。え?稚内には行ったことないなあ、知り合いもいないよなあ?とハテナだらけ。この謎は翌日の夜、やんばるでとけました。

よく辺野古にいかれてる方なのでしょう、この場の空気と辺野古との、あまりの乖離、あまりのギャップを言われてた。そうだよね、その通りだ。踏みにじられっぱなしの沖縄の民意、意思、尊厳。

この日、金沢大学の法学部を卒業したあと、琉球大学医学部に行き、今はお医者さんしてるAくんが来てくれた! 紅茶の時間に来てた彼、沖縄に暮らしてもう25年目だという。法学部の憲法ゼミで、条文解釈はいっぱいきいたけど、今日みたいな話ははじめて、と。一人一人身の丈に認められるってことが、こんなにも大事なことだったんだなあ、と。

みちこさんのふりかえりの言葉。
マイさんのbe、スウさんのbeの話がよかった。doは辺野古に行くこと。beは自分の人権。一票投じることは、私だって生きてるんだよ、という人権の意思表示、と。

ふりかえりの時間は1時間半にもおよび、最後の最後、このゆかるひさんが、みなで語りあうための大事な場になってくことがすばらしいね、と参加したみなさんと一緒に大きな拍手!

ゆかるひのみちこさんと、受付を手伝ってくれた、すてきな絵本をつくり、紅型のハガキもつくるわかちゃんと。

1812_3

|

2018年12月 6日 (木)

みちこさんとゆかるひ

昨日の草かふぇで、見聞き感じてきた沖縄の話を、きっちり1時間。14人もの方がききにきてくれたよ。沖縄のおすそ分け話は、これからゆっくりすこしずつ書いていきますね。

あさって8日は平和・協同ジャーナリスト基金賞の贈呈式で東京にいって、日曜に石川にかえってきます。月曜日はおめでと・ありがと会を金沢でしてくださるとのことで、東京での式のことも速報できそう。

***1812

そもそも、今回沖縄にいくことになったわけ。おはなし会の会場、bookcafe&hallゆかるひさんをしているみちこさんとの出逢いは、6〜7年ほど前の夏、細川律子さんちでのぶどう狩りおはなし会だった。

そのころ長野に住んでたみちこさんは長野のおはなしグループの人たちと参加してて、その日、「てぃんさぐの花」を歌ったんです。私も何か歌ったので、たがいに、おはなし会なのに歌った人、として記憶しあってた。

その後、紅茶の時間にみちこさんが2回きてくれて、そのうちの一回はわがやでのけんぽうかふぇだった。2015年6月のこと。8月末にけんぽうBookができて、その年の11月と12月、みちこさんは私を長野のけんぽうかふぇに呼んでくれた。

実はそのころすでに、みちこさんは那覇に住民票をうつしてたんだって。那覇生まれのみちこさん、結婚して長野で四半世紀暮らし、でもふるさとのことずっと、心の深いところで想いつづけてた。三上監督の「標的の村」をみて、がーんとほっぺ殴られた気がして(高江でひどいことがおきてたんだ、オスプレイのヘリパッド建設の反対をめぐって)、家族の同意も得て、沖縄に帰ることにした。沖縄で自分のできることをしよう、誰もが自由に意見をのべ、好きなことをし、想いを共有するスペースをつくろうって心に決めて。

それをかたちにしたのが、「良き日」という意味の、今のゆかるひ。みちこさんは若いころ同じ場所の一階で12年間、絵本やさんをひらいていた。子どもたちのたまり場、野菜の共同購入の場、講演会もひらき、また、石垣島白保の海を守る人たちの拠点にもなっていたという。ふたたびその地にもどり、いろんなイベントのできるホールのある絵本カフェをあらたにひらいて、いま2年たったとこ。
きもちをまっすぐ行動にうつすみちこさんから聴く沖縄のこと。わたしの方こそ、学ぶこといっぱい。
1812_2

|

2018年11月26日 (月)

羽咋におとどけ

今日は中能登の羽咋に、ほめシャワから平和、そして憲法へとつながるお話の出前にいってきました。

ふだんはレストランをしてる場所で、机をくっつけて一つの大きなテーブルに。それを囲んだ17人の方が話を聞いてくれました。
3ヶ月の赤ちゃんから、生まれてからずっと少女の時まで、戦争の時代を生きてこられた80代半ばの方まで。

この年齢多様性がいいね!赤ちゃんも赤ちゃんの身の丈で、少女も、50代でも60代でも、みんな、身の丈に認めてもらいたいと願って生きているよ。誰にも、じんけん、ってものがあるのだからね。
13条を自分のものにするってことは、自分だけが大切にされればいい、しあわせになればいい、ってことじゃない。他者のそれも、ってこと。13条の本質は、行ったり来たりでないとね。

暮らしのこと、からだ、健康のこと、食のこと、社会のことを一緒に考えたくて、と二人のママがはじめた「サンテ」の会。
大事な場。おかげで、原発のことからつながったのと女(能登のすてきな女の人たちだよ)の仲間、穴水の寺カフェシャンティにいってる人、レストランや、サンテのおなじみさん、レストランに有機野菜をおろしている農家さん、などなど、つながっていきます。

この日は、こんなすてきなキルトのお披露目も。
3.11の年に福島から七尾に移住したいづみさん。この5月に福島にかえられたけど、そこではじめる「ブツブツ交換所」(きもちのぶつぶつも交換するところ)という場に贈るキルトです。

18111811_2
187 私も一枚参加してるよ。能登で友禅してるヒロさんのもあるよ。
もともとの型紙は、1988年に、紅茶のミチコさんがかざぐるまブレンドシップキルトをつくろう、といってこのパターンを考え出してくれたことから。想いはこうして今もつながる。


****

今日のおかしかったこと。午前に2時間おはなしして、お弁当をいただいてからみなさんの自己紹介。肝心の主催者さんの自己紹介の時、とつぜん私をすいまさんがおそって、あっちの世界へ。ノートの文字がやおら乱れて、すいまさんの急な襲撃を物語る。

午前に集中しすぎて、午後は気がぬけたのだ。なんてわかりやすい。
先週の濃かった時間(ナルニア国、川口のワーク)のゆりもどしでしょう。家にもどって夕食まで爆睡しました。これが私の元気のもと。

|

13条を体現するワークショップ

翌23日は川口で、「みんなちがってみんないい 13条を体現するためのコミュニケーションワークショップ」。

輪になってするcomワークショップ、私の場合は、人数が多すぎるとなかなか一人一人を大切にすることがむずかしいので、20人から25人くらいまで、と主催のるうさんにお願いしました。ご案内を出す前にいっぱいになったため、私からはお知らせはださず。

はてさて、13条の体現、ってどうしたらいいの?どんなことしたら感じていただけるのだろう、と、ご注文のお題に悩みつつ、楽しみつつ、3時間枠のワークを構成したよ。そのふりかえりをここに。

何より、呼びかけ文がすてきでした。
「人と人がつながって、一緒にやっていく場面がふえました。でもその中で息苦しさを感じたり、違和感を感じたりする場面もあります。自分と人との違いを受け入れられなくて、言い争いになったり、仲たがいをしてしまったりすることも。
そんな中で感じてきたこと。実は、人と向き合うことは、自分と向き合うということ。
お互いを認めあうことができる13条が自分のものになったら、12条の不断の努力ももっと身近になるんじゃないかなって」

ああ、これ、わかるなあ。願いや、向いてる方向が同じな分、きもちの行き違いや、自分とちがうやり方にイラっとしたり、この人苦手だなあ、と思ってしまったり。
たしかに、ひととひとは合わせ鏡。自分の目の前のひととどう向き合うか、ということは、その時その時の、私の心の反映でもあるのだなあ。

「ことりとすずとわたし、みんなちがってみんないい」はずが、たとえば平和を願うもの同士の場合、どうしてなかなかそうとすんなり思えないんだろね。

でもさ、ことりとすずとわたし、って、はじめから違いがはっきりしてる。違ってていい、ってすなおに思えるのはそのせいかい?それに、この3者が一緒になってなにか活動するわけでもないしね。
なまじ、似た方向見てるもの同士だから余計に、ちがいが認められなかったりするのかも。
同じ、から出発するより、違う、からスタートした方がいい、ってこともあるんだ。

「みんなちがってみんないい」と同時に、絵本「みんなおなじ でもみんなちがう」の感覚を、常に意識したいな、と思う。

平和を願うもの同士だからって、我慢して、のみこんで、相手のことなんでもそっくり受け入れるってことが、相手をほんとの意味で、認める、大切にする、ってことじゃないと思う。
一緒にやってくためにも、いわなきゃならないとこでは、言うのだ。でもその時こそ、言葉をえらびつつ、平らに、上から目線でなく、相手へのリスペクトを忘れずに、対話をこころがける。私を 主語にして自分のきもちを伝える「わたしメッセージ」でね。
自分が正しい!から出発すると、まちがうこといっぱいある、ってことも自覚しながら。

娘はこの日、アシスタント役で参加。ふりかえりの時にこんなふうに言ってました。
「13条の体現、っていうボールをなげてもらったから、そのおかげでこのこと考えられた。これもまた対話のキャッチボールみたいなもの。
どうすれば、ほんとに違いを認めて互いに尊重することができるのか、明確な答えは見つからない。でも、9条を持っているってことがある種の重しになってるように、13条も自分の重しになっている気がする。13条が大好きで、大切だよっていつも言ってる自分が、相手の13条を粗末にする行動しちゃってたら、それ、違うよね、みたいに」

うんうん、それこそ、大切さは行ったり来たり、ってことだね。
一方通行ではない、ってこと。
私にもいっぱいいっぱい発見のあった13条体現ワークでした。

るうさん、いい企画をありがとう!ご参加のみなさんもありがとう。

********

るうさんが書いてくれたワークショップ報告から一部抜粋するとーーー

   ↓

英語を使った自己紹介からはじまり、気持ちボールでみんながひとつになって

13条のお話をスウさんとまいさんから。

しあわせまわし、そして
相手を思うってどんなことか気づきの時間。

みんな違ってみんないい、はどんなことか。頭で理解することと、体が覚えることの違いも感じたりして。

途中の休憩では、みんなで一緒にスウさんに肩甲骨の伸ばし方を教えていただきすっきり。
差し入れのゼリーとチョコレートをほおばって、頭もほぐれて…。

3時間という長丁場でしたが、みんなの感想のシェアまで、本当にあっという間の3時間でした。

とっても心地よい時間でした。やさしい気持ちになれました。ああ、このワークショップ開くことができてよかった…これからも、未来のために、自分自身と向き合って対話(平話、平和)していこう、と心から思いました。

******ですって。うれしいね。

1811_4 終わってからの、おうちでのお茶タイム。
おうちの猫ちゃんが、もう、きゃ〜〜!!って言いたいくらい可愛くて、あわてて写メとったけど、ピンボケしてて、悲しい、、、。でも、記念に登場してもらいました。

|

2018年11月25日 (日)

ナルニア国で。ミニサプライズ

ナルニア国のおはなし会には、しるしる憲法のお仲間をはじめ、千葉のかふぇどんぐりの木や川崎のゆるりの会の方、月光荘の本の企画を出してくれた方、この日のおみやげにした生活クラブ「生活と自治」の2ページ(紅茶の時間やけんぽうかふぇのこと、紹介してくれてる)を書いてくれた方や、母校の「平和を求める日本女子大有志の会」の方や、浦和のたねの家の園長先生や、おはなし会実況中継?してくれた長谷川さん、金沢のピースウォークやコッカイオンドクにきてくれた方、FBつながりの方、この会があること知って40年前の私の古い本を抱えて、この日青森から参加してくださった方(初のご対!)、そしてまったくはじめてお目にかかる方たちたくさん(きっとナルニア国の絵本のお客様)が、きてくださいました。

10月に金沢でひらいたベテランズ・フォー・ピースの講演会でお話しされた弁護士の武井さん、井筒さん、お手伝いにきてくれたひでみさん、そして東京のVFPの目良さんもご参加。

ちかごろのけんぽうカフェでは、井筒さんが金沢で話されたこと、ほんの少しでもお伝えするようにしています。集団的自衛権の行使を可能とした、もちろん9条違反の安保法制により、日本が攻められていなくても、アメリカのひきおこす戦争の中では米軍指揮下で動かされるようになった自衛隊。
そのことを元自衛官の井筒さんは、
「アメリカのする戦争を、日本はとめられない。アメリカの国益にかなうよう、自衛隊を献上するのだ」と。
その自衛隊を憲法に書き込もうとしている改憲の意図を、私たちはきちんと知っておかなくちゃね。

ナルニア国でお話会をすることを知らせたら、井筒さんは即、申し込みされて、その日は僕の誕生日でもあるんです、と教えてくれました。

当日。私は時計を見ながら話し終わって、その最後の最後、井筒さんにみんなの前に出てきてもらいました。バースデープレゼントのけんぽうBook+を贈呈するためと、バースデーカードをよみあげるため。

 いつも日本の状況を
 づっと俯瞰で見つめて ほんとのことを
 つたえるお仕事。
 たいいん(隊員)だった経験を通して
 かけがえのないいのちが大事にされるよう、
 おしえてくださいね、私たちにこれからも。

ね、上から読むと、いづつたかおさん、でしょ。

1811_3

こんな親子の話を井筒さんにきいていただけてとてもうれしかったです。畑違いの話だろうけど、根っこの平和の部分ではつながっているとおもうので。
井筒さんには井筒さんにしか語れないことがあるし、それをきかせていただくことで私たちも、え?そうなの?きゃ、そりゃ大変だ、と知っていくことができます。

|

より以前の記事一覧