2017年7月28日 (金)

たつのくちけんぽうかふぇと13条Tシャツ

辰口でのけんぽうかふぇ。すてきなおうちに、0歳から、小学生、若いママ、ミドルの方、そして80代の方々まで、20人余りの方が集まってくださいました。

この前の長町教会でのけんぽうかふぇは、都議選後で私も熱くなり、ノンストップ2時間トークしちゃったけど、今日はできるだけコンパクトに、「13条のうた ほかの誰とも」の歌までいれて、ちょっきり1時間半。(いつもは2時間枠が多いけど、今日はその後持ち寄りランチしてシェアリング)

親子4世代のご参加、それにお嫁さんのお母さんまで!世代をこえて同じテーマを共有できるって、もうそれだけですごいこっちゃ。

今、私たちが手にしている基本的人権という先人からの貴重な贈りもの。なんとかなんとかせめてこのままのサイズで、今のゼロ歳の赤ちゃんが大きくなった時にも手渡したいよ!って、切実に思う。

小学3年生4年生は、けんぽうがかわる(かもしれない)、ってことはじめて知っておどろいてた。そりゃそうだよね、かれらにとって、今日はいつもとちがう社会の授業だったろうなあ。

一歩踏み出せそう、っていってくれた方。これまでも憲法の勉強会にはいったけど、いつもむずかしくて、、。今日はすっごくわかりやすかった!と。

今感じていることがそのまま憲法13条に書かれていたんだと発見しました、と若いママ。

トークのあとのランチ、どれもこれも美味美味、ひとの作ってくれたものってどうしてこうもおいしいんだ!今日のけんぽうかふぇを主催してくれたさよこさん、きっと何人ぶんものおかずをつくってくれたよね。ありがとう!たつのくちでけんぽうのおはなし会をしてくれたこと、さよこさんの12条。

今日はみなさんに、こんなすてきな13条のTシャツのお披露目もしたよ。

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1月にお話にいった豊田で、42年間幼稚園してる園長先生が、「僕は42年間、ずっと12条してきたんだと、スウさんの話を聞いて今日わかりました」って感想を言ってくださった。
その園では、どの子も自分大好きになってほしい、と願って保育している。それって13条だよね。同時に、そういう理念もってふだんの努力で子育てすること自体が12条だと、私は思う、ってお話させてもらったんです。
その幼稚園のオリジナルTシャツ、ほんの数日前、園長先生がプレゼントしてくださいました。
 
JDSは、じぶんだいすき、の頭文字。プリントされてる文字は、ASAHIKO KINDERGARTEN cherishes love and peace,and all of the people shall be respected as individuals.

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2017年5月17日 (水)

けんぽうかふぇ@ルビーナさん

昨日5月16日、ルビーナさんで、私が主催者になっての、けんぽうかふぇ。
096 お二階でみな靴をぬいであがります。くっつけた3つのテーブルが、細長い大きな一つのテーブルとなり、その真ん中に私がすわって話します。
参加人数17人、というのは、テーブルの大きさからも、私の声のちいささからも、ちょうどよいサイズ。
4月末からのどの調子がイマイチよくない私にとって、声を張るしゃべり方しちゃうとかならず、後のち尾をひいてしまうので、その意味でもこの人数でありがたかったです。
私の話をはじめて聞く方が3分の2、残りが2度目に聞く方たち。
きほんのきの話の中では、憲法を守る義務をおっているのは誰?からはじまって、5月3日の安倍さん発言がどういう意味で憲法違反なのか、今の憲法24条がもたらしてくれてるものや、97条の基本的人権が永久の権利として認められていることにもふれて。
13条の発見のとこでは、自分を卑下することは、「国にとって有能な人は尊重するよ、役にたたないひとはいらないよ」という空気(戦前しかり、そして現代、この空気は一層強まってる)に、自ら一つ加点してしまうこと、という話も。
大人の命令のままに行動してきた幼稚園の子どもが、小学校にはいって、好きに絵を描いていいよと言われても何も描けなかった話。それって全体主義みたいだね、と、参加してる人の方が即、この日のキーワードの一つをだしてくれました。
全体主義では、個人は考えることは許されない、個人の意見もない、みんな一緒、を求められる。そいういう時、踏みつけにされ、ないがしろにされるのは、一人一人が身の丈に認められたいと願って生きている、基本的人権そのもの、って思う。
一時間半ノンストップで話したあと、下のレストランにおりて、みなでカレーランチ。
ランチ後、みなさんのひとこと感想を、いつもよりゆっくりとシェア。一時半まで。
まるで授業のあと、いい雰囲気のレストランで、おいしいカレーをたべながらの放課後シェア会みたい、お一人一人が深い話もしてくださって、充実した時間になった、って感じた。
ルビーナさんのお二階は予約すれば誰でもどんなふうにでも使えるので、ちいさなおはなし会に、打ち合わせ会に、勉強会に、どんどん利用してくださったらいいなあ、と思います。
会場はフリーで借りられ、お茶とかデザートとかランチとか頼んで、そのお代をルビーナさんにお支払いすればいいのです。
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オーナーのタラちゃん、お仕事の合間にすこし私の話も聴いててくれました。
それから大学で授業するためにでかけたタラちゃん、13条と12条のことをさっそく、その日の授業で若い学生さんたちに伝えてくれたそうです。うれしいね!
参加してた由美子さんから、とってもうれしいメール。みなさんにもお見せしていい?って尋ねたら、そのままどうぞどうぞ、っていってくれたので、ここにおすそわけしますね。
「スウさん  お会いできて本当にうれしかったです。
スウさんにであった、自分一人で好きなところへ行けたあの頃を思い出しながら、また視覚障害者になり、一旦すべてをもぎ取られたような思いから、いろんなことを考えたり思ったりしながら生きてきた、そのなかで 大切にしてきたものが、ひとつに繋がるような時間でした」
ああ、こんな言葉をきかせてもらえる私、めっちゃしあわせもんです、伝えることのよろこびです。
これからも地道に淡々と、平和のひとかけら。そうやって続けていると、きっと誰かがどこかで、またあたらしいひとかけらさんになっていく気がするよ。

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2017年5月 1日 (月)

軽井沢へお届け

出前の旅の最後は、軽井沢へ。
ハルさんというはじめてお会いする方が、場を用意してくださいました。軽井沢は、43年前に私たちが結婚式をあげたまちでもあるので、なんかどきどき。

当日は、ハルさんのおともだちや、浦和のたねの家保育園の真崎先生のおともだちの若い市議さんや、それに、八千穂村の織座農園ののりこさんやみわちゃんもきてくださり。

9条の会でずっとがんばって活動してこられた、人生の先輩の方々もお見えだったのだけど、帰りの新幹線(軽井沢と金沢は、はくたか一本でいけます)の中でひとりふりかえりをしてたら、ああ、もっとその方々の心情に配慮した話のアプローチをすべきだったなあ、と痛く反省。
だいぶんおちこみましたが、この反省を次にはいかさなきゃな、と今は思っています。

174_3 写真は、ハルさんちのお庭に咲いてたピンク色の、馬酔木と書く、あしび?あせび?

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穂高のおこひるかふぇ

Photo 穂高未来フォーラムの二日目は、あやさんのしてるおこひるかふぇ企画。
おととし松本で話をきいてくれたあやさんが、自分たちのできる12条を、と考えた時に、おこひる(かるいおひる、おやつ、といったニュアンスの信州の言葉らしい)かふぇという場をひらいて、気楽に社会のこと、語り合う場をつくっていこう、とはじめたものだそうです。

子育て中のママ達にきてほしい、と呼びかけたこともあって、この日の参加者の平均年齢は昨日よりは若め。それでも前の日の主催者さんたちがたくさん参加してくださって、広い畳の間に、老若男女まぜこぜで、一人一人が社会のひとかけらづつなんだよね、というのが実感できる空気と場になりました。

ほめ言葉のシャワーから平和へ、というタイトルなので、紅茶の時間のはじまりころのことや、ちゃんとの呪縛にしばられてやしないか、と気づいてもらう話や、いつもくりかえすけど、ひとは誰でも身の丈に認めてもらいたいと願って生きている、という話。

13条や12条の話ももちろんして、13がBeであること。12がDoであることに、気づかせてくれたのは、今日ここに参加してる人形劇のちいさんこと、木島千草さんだったこともご紹介し。

最後は、自分が言われて嬉しかった言葉を折り紙にかいてもらう、贈りものの言葉のワーク。書いてもらったのを一枚のこらず、読み手さんをつのって、読み上げました。
猫が語りかけてくれて嬉しかった話を書いてくれたひともいました。ひと以上に、ひとのきもちがわかる猫ちゃんって、ほんとにいるよね、と、その言葉をよみながら思いました。

なんだかね、とっても自然にあったかい涙があふれてたよ。ちいさんの目にも、私の目にも。

この日のおこひるは、熱々にやいた、10何種類ものおやきから好きなのを一つ選んで。コーヒーフィルターの三角なとこにはさんで食べるアイディア、とってもよかった。熱々のを、外で焼いてもってきてくださった主催者裏方さん、ほんとにありがとうございました。

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穂高未来フォーラムへおとどけ

安曇野は、今から15年ほど前に家族でドライブ旅行した土地。ちひろ美術館や碌山美術館へもいきました。
穂高未来フォーラムの会場は、なんと、碌山美術館の目と鼻の先でした!

1日目の穂高は、ぽこ・あ・ぽこさんのミニコンサートからはじまりました。笠木透さんの雑花塾のお仲間たちで、信州で歌を作って歌ってる方達。
リーダーの鈴木幹夫さんは、2年前の11月に紅茶で笠木さんのコンサートをした時に、ギターをかかえきてきてくださってはじめてお会いしました。そのコンサートが、笠木さんのラストコンサートとなってしまったこともあって、私のことをよく覚えててくださったみたいです。

そして、幹夫さんからの突然の、思いがけないお申し出。「あの日の授業」の歌の朗読部分を、スウさん、よんでくれませんか、と。
戦後にでた社会科の教科書、当時の中学一年生たちに文部省がくばった「あたらしい憲法のはなし」のある部分を、一番と二番と三番の歌の間奏にあわせて朗読してほしい、というのです。
それは、今から22年前に、紅茶ではじめて笠木さん達のコンサートをした時に、笠木さんが野太い声で朗読し、雑花塾の増田さんたちが歌ってくださった、まさにその歌。

歌詞はこんなふうです。
「あの日の先生は、輝いて見えた 
 おおきな声で教科書を読んでくださった
 ほとんど何も分からなかったけれど
 心に刻まれた あの日の授業」

戦後のあたらしい教育の柱となるのが、このあたらしい憲法なのだと、先生が、これだけは決して忘れてはいかんぞと、教え子を戦場に送ってしまったことを自ら責めながら、涙ぐんだり、吠えたり、叫んだりしながら、子どもたちに伝えようとした、その真摯なきもちが読みながら伝わってきて、私まで涙ぐんでしまったよ、、、。

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それからはじまった私のトーク。鈴木さんが一番うしろの席できいててくださり、笠木さんも、きっと聞いててくれてるなあ、と思いながら語りました。
13条がどうして憲法の核心なのかということも、個人と全体のしくみのことも。

最後の13条の歌の時は、ぽこ・あ・ぽこのキーボードの星井さんが、生伴奏をつけてくれて歌いました。そう、笠木さんが、スウさんの歌はうまいとは言わんが、伝わるものがある、いいうただ、とほめてくださったことを思い出しながら。

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穂高のみなさん

23日、特急あずさ(「あずさ2号」が狩人の歌だったかしら、っていっても、わかる人がどれだけいるやら)にのって松本へ。そこからリゾートビューというとってもきれいな特急列車にのりかえて、穂高へ。

おおきな窓からみえる常念岳の美しいこと!
信州のひとはきっとみな、自分のすきなmy mountainをもってるんだろうな、って思う。

穂高駅で出迎えてくれた中野あやさん。穂高未来フォーラムの先輩の方々と、これまで何回もうちあわせをし、この日をどういう日にするか、いっぱい話し合ってこられたんだろうな。いい関係をつくってきたことが、「だもんでの野の花カフェ」でお昼ご飯を頂いた時のみなさんの笑顔でよくわかりました。

野の花カフェは、障がいをもってる方達のはたらく場所。お休みのこの日にカフェをあけてくださり、あやさんたちがもちこんだお昼ご飯を広げる空間を提供してくださった。このカフェしてる方も、つぎつぎみえる方々も、未来フォーラムの主催者さんたち。会場にかざる花にはどの花瓶がいいかしら、これ貸してね、などという声がきこえる。

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あやさんとみわさんが用意してくださった豪華な手づくりのお昼ご飯!赤くみえるご飯は、黒米をたいたもの。甘夏をほぐし、甘夏の汁もしぼって味付けしたさわやかな酢飯、はじめてたべたよ。おかずは、車麩を揚げて玉ねぎと人参と椎茸の重ね煮をあえたものや、お庭で伸び放題のミツバの和え物などなど。

いっつもおもうけど、出前にいく方が、呼ぶ方よりずっとたやすい。
呼ぶ側のひとたちは、それが団体であればなおのこと、思いがかならずしも一つではないだろうし、これまでの慣習もあるだろうし、それをどうやってきもちよい集まりにつくっていくかで、いろんな違う意見がかわされ、それを最終的にまとめていく、そんなご苦労があると思うのです。

穂高の二日間は、ほんとうにきもちのいい時間でした。感謝だなあ。
1日目の夜には、松本からきたゆかりさんと安曇野のあやさんと、3人でゆったり晩御飯。終わってからは穂高神社の夜桜まで堪能しました。
このゆかりさんが、一昨年の11月に松本に呼んでくれて、その時にあやさんがはじめて参加してくれたのだったよね。

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川口で、コミュニケーションわーくしょっぷ

連続の出前旅からかえって、水曜日の紅茶して、それから数日間、世間はGWというのですが、私は、ぼ〜〜っとして、でれでれしてます。
出前のどこかに参加してくださった方が。早々に報告してくださってて、感謝。
私はあせらず、おいおいに思い出しながら、書いていきます、誰のためというよりも、私自身の記録のために。

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22日は、川口のるうさんが企画してくれて、コミュニケーションワークショップを一年ぶりくらいにしました。この日は、とくに社会や政治とからめずに、相手にも自分にもきもちのいいコミュニケーションって、どういうんだろ、って入り口からはいりました。

この日のワークは、今日の一枚/しあわせまわし/贈りものの言葉/きもちボール/しぜんさがし/なつかしい匂い/ふりかえり、といったことで、これまでにもしてきた、シンプルなワークショップを、午前と午後にわけて組み合わせて。

間にはさむエピソードが毎回違うので、午前も午後も、ある意味、オーダーメイドです。そして、おなじワークをしても、参加するひとたちのかおぶれや関係性によって、二度と同じ時間はつくれないので、出前のおはなし以上に、一期一会の時間です。

ワークショップは、ふだんとはちがう時間です。いつもとちがう設定でなにかを、ともにしてみる。きもちを言葉化してみる。
どんなひともいつだって、きもちにぴったりあう言葉をさがしているよ。言葉にしないと、自分のきもちにきづかないまま、時がながれていっちゃうことがたくさんあるよ。すれちがいのままで、もしも関係性が悪くなっちゃうのはもったいないな。

自分のきもちを感じて、気づいて、言葉化して、それをうけとめてもらって、ひとつのコミュのサイクルが成り立つ。そんなシンプルな練習を自分でしてみて、これまで相手を攻めてたことや、相手を変えよう変えようとしてきたことにきづいて、受け取れないボールをばちんと相手にぶつけてたのって、ひょっとして自分の方だったかも、ってもしも気づいたら、それはすてきな変化のはじまり、って思う。

この日のみなさんは、この2、3年、社会のことに目をむけ、もう黙っていられなくて、一生懸命に動いてこられた方が多かったと思います。午後の部の最後には13条と12条の話をしましたけど、別にそれがなかったとしてもよかったのかも。

とりわけ、この2、3年の疲れがいっぱいたまってた人たちにとって、こんなささやかな、自分を解放する時間って、あっていいんだな、って感じました。

121218 私のしてるコミュワークの多くは、クッキングハウスから学んだものに、あとからオリジナルをくわえたもの。5年前にだした「紅茶なきもち〜コミュニケーションを巡る物語」の本のなかにも書いているけど、ワークは読んでもいまいちわからない、やっぱり、体験してみるのが、いいね、って思った1日でした。








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2017年4月27日 (木)

クッキングハウスにおとどけ

174_7 21日はクッキングハウスで13回目の、「スウさんのピースウォーク」。
まるでこの日は定点観測。新年度のはじまりにクッキングハウスに立つ私が観測される、と同時に私自身、自分の立ち位置を観測してるのです。
今年は、「自由を求めて」というなんとも壮大なお題を松浦さんからいただき、これはもうキング牧師かガンジーさんに語っていただくべきテーマではないか、と思いつつ、それでも私なりに考えて、娘とのコラボで、お話しさせてもらいました。

70年前に今の憲法ができたことによって生じた、いま手にしている自由。まだ手にしていない自由。いま奪われかけてる自由。
いま、国会で議論されてる共謀罪法案。これって、私のこころの自由が、まさに今、奪われかけてる、って感じる。

全体主義と個人主義。
みんな一緒で、一つでなければならない、という人の生き方のあり方。
we are one でなくて、 we must be one を求められる全体主義。
そこに個人も、個性も、自由も、ないって思う。

お国のためにいのちなげだすことを求められた、この国の過去の、全体主義という価値観をひっくりかえしての13条、個人の尊重、個人主義。
個人主義、って聞くと、利己主義とか自己中心的とか自分勝手とか、すぐそういう意味にとられがちだけども、
ほんとは、「個人」と「主義」のあいだに、「違いや個性をもった一人一人を、大切にする、尊重する」って意味がはいっているんだって思う。
自分で考えて、ものを言ってく、行動する、そういう個人でありたい、って願いも、この「個人主義」にははいっているんだよ、とも思う。
おかしいことをおかしい、っていう当たり前の自由が、今どんどんうばわれかけてるから、いっそう12条することが必要なんだね。

松浦さんは、私たちの話にくわえて、自分で自分の心をしばる、自らの偏見からも、もっと自由になれたらいいね、って言ってくださった。
本当にそうだ!外側の自由も内なる自由も、求めつづけることに終わりはないな、ってしみじみ感じたよ。

この日は、25年ぶりにあえた共同通信のMさんや川越紅茶仲間の松田はったんさん、きやさん、キャンディケイトあらためまゆさん、初めて会えた北海道のYさん、去年うかがった川崎のみなさん、そしていつもクッキングハウスでのおはなし会にきてくださる方たち、スタッフ&メンバーのみなさん、ぎゅうぎゅうつめの中で、今年も聞いてくださってありがとうございました。

クッキングハウスの理念、として書かれたこの文章が、ほんとにすばらしい25条と13条と12条だと思ったよ。

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どんぐりさんと、こうぶんしょかんと。

21日からお話の出前が続いていたのですが、実は20日の朝早く金沢をたって、な、なんと千葉へ。
(始発の新幹線にまにあうローカル線にのるのがきびしいので、前日、紅茶がおわるなり家をでて、その夜は金沢の隠れ家に泊まりました)

千葉行きは、カフェどんぐりの木さんでしている、憲法はじめの一歩の勉強会に、親子でまぜてもらうため。
先月に、お話の出前させてもらった場所だけど、そこのお仲間たちがみなさんすてき。それにずっと教えにきてくださってる弁護士の高橋先生のお人柄にもひかれて、その先生やどんぐり仲間さんと一緒に勉強できるってまたとない機会、しかもテーマが24条と知り、21日からの上京をちょっと早めたというわけです。
サプライズでいったもんだから、みなさんの驚く顔もばっちり楽しめたよ笑。


明治憲法の時代、女性は無能力者とされていたので(なんとまあ!!)、結婚にも親の許しがなければならず、離婚も相続の権利もなし。
戦後に憲法があたらしくなり、14条で男女平等、24条で家族における個人の尊厳や、当事者同士が同意すれば結婚できることに(ベアテさん、ありがとう!)。
そうなると、明治の民法のままでは憲法違反となり、法律がかわって、離婚や相続の権利も、女性がもちえることになったというわけ。
憲法にかかれてるからって、まだまだ実現してないものもたくさん。
一方では、24条をかえて、明治のころのような家父長制に戻していこうという動きもあるわけで。

テーブル囲んで10人ほどの学びの会。
先生がポイントをはなしてくださって、参加してるひとたちが自由に、たいらに、はなして、こんな空気の中で、学ぶって、知るって、楽しい、と感じられる時間でした。紅茶や草かふぇで大事にしていることととても似てるな、って感じました。

174_3 どんぐり仲間が、今、国立公文書館で「誕生 日本国憲法誕生」(いわば70歳のお誕生日の特別展、ってことね)をしてることも教えてくれて、娘と一緒に千葉の帰り道、皇居のおとなりの公文書館によって、見てきました。

図書館との違いは、国立こうぶんしょかんには、日本でただひとつしかないものを保管している、というところ。
鈴木安蔵さんらの憲法研究会の草案要項や、白洲次郎さんがGHQのホイットニーさんにあてた手紙や、草案の段階では、なまなましい手書きの下書きに赤ペンで訂正してるとこ、25条の、最低限度の健康で文化的な生活、という文言が、赤ペンで加筆されてるとこ、そしてもちろん憲法の原本も、間近に見ることができました。

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憲法大臣こと、金森徳次郎さんの活躍や、法制局の佐藤達夫さん(のちに「憲法と君たち」という本を書かれた方)のお仕事もよく見て取れました。

この展示は5月7日まで。入場無料です。憲法くん70歳記念にぜひ足をおはこびください。東京駅に近い、竹橋でおりてすぐでした。




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2017年4月19日 (水)

総社にお届け

16日の岡山駅で市場さんが迎えてくれる。吉備路をとおって、桃の花と桜の花咲く五重の塔も見て、総社市の図書館へ。去年の松山で話をきいた日野さんがよんでくださった。

日野さん、ありがとう。日野さんが声かけてくれて、と幅広い年齢層の方たちが集まってくださいました。
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この日は黒板があったので、板書しました。

参加者のお一人、藤島さんが、すぐにこんなまとめをfacebookに。
こんなふうに自分の聞いた話を自分の言葉化するって作業をとおして、より自分のなかにはいってくでしょうし、なにより、一人一人のできるとってもすてきな12条。

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藤島さんの、12条したまとめです。

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水野スウさんのお話~憲法カフェならぬ憲法「紅茶の時間」

石川県在住の水野スウさんの「憲法のお話」を伺ってきました。総社市図書館には約30人の方が集まり、憲法の本質をとても優しい言葉で、そして深く胸に突き刺さるように話すスウさんに聞き入りました。

お話の内容は、自己紹介から始まり、憲法の基本のきの話、スウさんが34年前に始めた「紅茶の時間」のこと、引きこもっていた娘さんと「ほめことばのシャワー」という本を作る過程で憲法第13条を「発見」したこと、憲法第12条の「普段の努力」のスウさんなりの読み方、そして平和のひとかけらを作っていこう、という流れでした。

憲法学者でも弁護士でもないスウさんが届けてくれた憲法の話は、私には目から鱗でした。スウさんのユニークさは、憲法の各条文を深く掘り下げつつ、柔らかい言葉で説明してくれるところにありそうです。

憲法第13条の「個人の尊重」については、娘さんとともに「発見」したというエピソードからひもとき(この話自体感動的でした)、13条の本質は「あなたはほかの誰ともとりかえがきかない」ということと読み解かれました。「あなたがあなたらしく在ること=Be」というキャッチフレーズも印象に残りました。

スウさんは「憲法13条のうた」を作られていて、今日最後に披露してくれ、私は目を閉じて聞いていました。

「わたしは幸せを追い求めていい
わたしは  わたしを大切と思っていい
あなたは  あなたを大切と思っていい
その大切さは  行ったり来たり
でないと 平和はなりたたない」
こんなフレーズの曲です。この「行ったり来たり」が良いな、と思いました♩

憲法第12条については「12条する=Do」こと、という話をされました。
誰かじゃなくて、自分自身がすべきこと。自由や権利を人任せにせず、おかしいことにおかしいと声をあげるー。
不断の努力を日々、普段から。
それが「12条する」こと。
一人ひとりが平和 Peace のひとかけら Piece になること
12条+13条=25条(人間らしく生きる権利 平和的生存権)

平和のことは平(たいら)に話したい、というフレーズもとても心に残るものでした。これこそ対話=平和だと思いました。最後にスウさんはこんな言葉を届けてくれました。

<あなたと平(たいら)に話したい 憲法(生き方、人権)の今日(いま)あした>

参加者とも一体感が生まれた今日の総社「紅茶の時間」は、とても有意義なひと時となりました。スウさん、ありがとうございました。

【追記】スウさんと参加者で感想を交流する時間がありました。その中で私は今日の様子を広く知らせることで「12条したい」とスウさんに宣言しました。自分なりの「12条」をこれからも実践していきたいと思っています。

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