2017年4月19日 (水)

総社にお届け

16日の岡山駅で市場さんが迎えてくれる。吉備路をとおって、桃の花と桜の花咲く五重の塔も見て、総社市の図書館へ。去年の松山で話をきいた日野さんがよんでくださった。

日野さん、ありがとう。日野さんが声かけてくれて、と幅広い年齢層の方たちが集まってくださいました。
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この日は黒板があったので、板書しました。

参加者のお一人、藤島さんが、すぐにこんなまとめをfacebookに。
こんなふうに自分の聞いた話を自分の言葉化するって作業をとおして、より自分のなかにはいってくでしょうし、なにより、一人一人のできるとってもすてきな12条。

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藤島さんの、12条したまとめです。

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水野スウさんのお話~憲法カフェならぬ憲法「紅茶の時間」

石川県在住の水野スウさんの「憲法のお話」を伺ってきました。総社市図書館には約30人の方が集まり、憲法の本質をとても優しい言葉で、そして深く胸に突き刺さるように話すスウさんに聞き入りました。

お話の内容は、自己紹介から始まり、憲法の基本のきの話、スウさんが34年前に始めた「紅茶の時間」のこと、引きこもっていた娘さんと「ほめことばのシャワー」という本を作る過程で憲法第13条を「発見」したこと、憲法第12条の「普段の努力」のスウさんなりの読み方、そして平和のひとかけらを作っていこう、という流れでした。

憲法学者でも弁護士でもないスウさんが届けてくれた憲法の話は、私には目から鱗でした。スウさんのユニークさは、憲法の各条文を深く掘り下げつつ、柔らかい言葉で説明してくれるところにありそうです。

憲法第13条の「個人の尊重」については、娘さんとともに「発見」したというエピソードからひもとき(この話自体感動的でした)、13条の本質は「あなたはほかの誰ともとりかえがきかない」ということと読み解かれました。「あなたがあなたらしく在ること=Be」というキャッチフレーズも印象に残りました。

スウさんは「憲法13条のうた」を作られていて、今日最後に披露してくれ、私は目を閉じて聞いていました。

「わたしは幸せを追い求めていい
わたしは  わたしを大切と思っていい
あなたは  あなたを大切と思っていい
その大切さは  行ったり来たり
でないと 平和はなりたたない」
こんなフレーズの曲です。この「行ったり来たり」が良いな、と思いました♩

憲法第12条については「12条する=Do」こと、という話をされました。
誰かじゃなくて、自分自身がすべきこと。自由や権利を人任せにせず、おかしいことにおかしいと声をあげるー。
不断の努力を日々、普段から。
それが「12条する」こと。
一人ひとりが平和 Peace のひとかけら Piece になること
12条+13条=25条(人間らしく生きる権利 平和的生存権)

平和のことは平(たいら)に話したい、というフレーズもとても心に残るものでした。これこそ対話=平和だと思いました。最後にスウさんはこんな言葉を届けてくれました。

<あなたと平(たいら)に話したい 憲法(生き方、人権)の今日(いま)あした>

参加者とも一体感が生まれた今日の総社「紅茶の時間」は、とても有意義なひと時となりました。スウさん、ありがとうございました。

【追記】スウさんと参加者で感想を交流する時間がありました。その中で私は今日の様子を広く知らせることで「12条したい」とスウさんに宣言しました。自分なりの「12条」をこれからも実践していきたいと思っています。

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壬生川駅で

4月15日は金委員長のおじいさんの誕生日で、この日にあわせて何かが、、とドキドキしてた。ミサイルは発射されたけど、失敗したというニュース。

今、アメリカ、北朝鮮、中国、日本、韓国、の間で何が話されているのかいないのか、しろうとにはわからない。
それでも、戦いはまちがっている。武力をいったんつかえばどういうことになるか、想像する。どこにも勝者はいないんだ。

私が世界にかえられてしまわないために、言い続ける。
撃つな、撃たせるな。

こんな状況の中では必死にちいさなうれしいを見つけることにも努力がいる。でもこの日は努力しなくても、うれしいことがあっちからやってきたよ。

16日の朝、いまんとこ、日本にミサイルがおちてなかったことに感謝して、岡山駅にむかう。夜のおはなし会から近い、壬生川という小さな駅で電車を待っていたら、なんか、向こうから、えらく派手な明るい色の電車がこっちに向かってくる!

なんだなんだなにごとだ!
それは、アンパンマン列車!J R四国の。やなせたかしさんは四国のひとなのね。
私、こういうことにうといから、そのおどろきようも、はんぱない。
きゃー、こんな電車があるんだ〜〜!

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アンパンマンの歌、大好きなんです。だってね、こういう歌詞だよ。
♪なんのために生きるのか、なにをしてよろこぶ
 わからないまま終わる そんなのはいやだ!

写真とりまくったぜ。あれ、逆さになってるけど。

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松山にお届け

去年11月、若い歯医者さんのユカリさんが、熱い心で私を松山によんでくださって、オーガニックカフェ、野芹(のさり)さんで憲法のおはなしをさせてもらいました。

そのとき話を聴いてくれた渡部さんが、今回の主催者。会場は同じくのさりさん。
ユカリさんも今回は一参加者となってお母さんと一緒に。去年参加してた直子さんもあらたにお友達を誘って。集まった方の8割までがはじめての人たち、というのもいいなあ。当日参加の方が多くて、主催者さんたちは全員立ち見でしたけど。

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戦争中、いや、その前から、いったいどこからが国で、どこからが自分なのか、その境界線がもうわからなくなっていたこの国。
ひとりひとりの心の中に、国が土足ではいりこんできてたのです。教育勅語だけでなく、他の修身の本も出て、法律も人々の自由を奪って、お国のために死ぬために産め、って、こんな理不尽なことが堂々まかり通っていたのです。

全体主義にすっかり染まって、誰も軍部の暴走をとめられずに、あの戦争に突っ走っていった、ほんの70数年前の日本。
同じことをもう二度とくりかえさせないために、お国のために再びいのちを投げ出さなくてすむように、個人の尊厳を謳う13条があって、それを現実のものにさせるために、9条がある。

個人主義っていう言葉は、いとも簡単に、わがままって翻訳されちゃうけど、13条でいう「個人」とは、全体主義にあい対するものとしての言葉、利己主義とは、本質的に違うもの(と、同志社大学総長さんもおととしの卒業式式辞で言ってらした)。
戦争中に、個人、わたし、が存在できなかったことの、「わたし」が「わたし」でいられなかったことの、深い反省として、今の憲法に、個人の尊重がうたわれているのです。

わたしはわたしを大切とおもっていい
あなたもあなたを大切とおもっていい、
その大切さはいったりきたり、
でないと平和は成り立たない。

娘による13条やさしい日本語訳は、まさにそのことを言ってるんでだと思う。

お国のすることに疑問持たず、おとなしくいうこときいてて、お客様でいるかぎり、この国は自由な国、かもしれない。でもひとたび、政府のすることに、おかしいな、へんだな、と感じてもの申すと、たてつくと、とたんに不自由になる。
沖縄の人たちはずっとずっとその不自由を痛いほど感じながら、12条しつづけている。

自由ってなんだろう。自由にものいえること、おかしいといえること、自由につどえること、表現できること。それであっての、「わたし」。
それを手放さないためには、みんなが今、少しずつの不自由さを感じながら、あきらめずにもの申してく、ってことがとっても必要なんじゃないだろか。

わたしがわたしであり続けられるために、ほんのちょっとの不自由さをより多くの人とわけあいたい。でないと、自由はどんどん減っていっちゃうよ。やがて、茶色一色しか許されない、茶色の朝になってしまうよ。

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この日の単語な感想で、
「けんぽうきほんのき
 Beの13条 Doの12条
 みんなにあって、みんなができること
 みんなのための、こじんしゅぎでいこう
 ほんの少しの不自由をがまんして」
と言ってくださった方がいて、ああ、この方にたしかに伝わったんだ!と感じたよ。

去年参加した若い方が、お母さんを誘って来てくれてました。
この日がお母さんの63回目のお誕生日。
憲法?ってちょっと引き気味だったお母さんに、憲法っていうより、生きるってお話だよ、と言って誘ってくれたんだって。この言い方、いいね!
そのお母さんが、「誕生日にこんなうれしいプレゼントもらいました。何にも知らなかったけどそれを責められなかったので、涙出るくらいうれしく聞けました」と。

こういう言葉の一つ一つがね、私へのプレゼントです。

去年勇気だして12条してくれたユカリさん、それを引き継いで今回の渡部さん、会場ののさりさん、おはなし会の前後に元気な音楽をきかせてくれたユークレの若者、オレンジさんとこころさん、来てくれた方たち、ありがとう。

写真は、直子さんちのお庭の月桂樹の花。174_3

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道後温泉にて

松山から市内電車で道後温泉へ。
市電のなかで隣り合った若い女の子が、ご旅行ですか、ときいてくれたので、憲法のおはなしを届けに松山にきたんですよ、ってさらっと言っちゃう。
彼女と何気におしゃべりしてるうちに今年から公務員さん一年生と判明。
「じゃ、あなたも宣誓したのかしら、憲法守ります、って」と聞くと、「あ、しました」「そうだよね、私は一般ピープルだから宣誓しないけど、公務員さんも大臣も議員も、職に就いた時にそうやって宣誓するんだよね」なんて話もつかのま、しちゃったり。

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道後温泉、わあ、これが、千と千尋の神かくしの舞台のモデルになった日本最古の温泉かあ〜〜。ものすごい観光客の数、外国のひともいっぱいだ。

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この夜は、松山によんでくれた渡部さんたちや、前に石川に住んでて紅茶にもきたことのある直子さんと一緒に、道後公園の桜の木の下で、お弁当をいただく。時折、桜吹雪も舞いちって、なんてすてきなお花見弁当の夕べ。174_2

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翌日は朝一番に道後温泉にはいり、おはなし会のまえに、道後温泉から近い直子さんちに寄せてもらいました。
実のなる木がいっぱいのお庭。すもも、ブラックベリイ、レモン、ゆず、きんかん、しだれ梅、びわ、かりん、、、。想像してたとおり、ていねいな暮らしをつむいでる直子さんちでした。

その道の途中、五十二番札所の石手寺(いしでじ)の前を通ったら、「集団的自衛権 反対」と、それはそれはでっかい字で、お寺の入り口にかかげてあった!
石手寺(ちでじ、じゃないよ)の、見事な、12条する!

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コットンことむさんにお届け

171 岡山→松山→総社の出前旅を、おらんすーたんが無事に木渡りしおえて、その日々をふりかえるのはとてもしあわせなきもち。

ほんとに憲法を介して、とおりいっぺんでない濃い出逢いを経験させてもらってます。

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岡山のコットンことむさんには、いんのしまいさんも参加。みなさんへのはっさくプレゼントをもってきてくれてました。去年11月以来の再会です。

ランチタイムに、けいっさんの娘さんの大塚愛ちゃんにもはじめてあえました。去年10月の補選で、あらたに県議さんになった愛ちゃん(っておもわず呼びたい雰囲気の、自然体の若いママです)。

福島で大工さんをしてたのだけど、3.11の原発事故で、家族とともに岡山に。それからは岡山に避難、移住してきた人たちのサポートをずっとしてきてる。

そういう彼女が県議さんになったので、一般質問の時、移住の人のための支援の必要性や脱原発に関して、自身が体験したことまじえて話すことができる。一年生議員さんながら、愛ちゃんの一般質問、とても好評だそうです。
対話の大切さをよくわかってる愛ちゃん、相手を言い負かさない話し合いの場を作りたい、っていってた。

ほんとにこういうひとこそ、議会にいてほしい。
ひとの痛みがわかる、わからないまでもせめて想像できる議員さんでないと。自主避難を自己責任だと言える大臣には、その想像力がおそろしく欠けている。
学芸員さんをがんだと言ってしまえる大臣もしかり。
ずっとまえから、比喩としてのがんという言い方が大嫌いです。がん患者さんのきもちを少しでも想像したら、そんな言い方、決してできないはずだよ。

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コットンことむさんでは午前中に私の話、「12条するってどんなこと?」を聞いてもらい、ランチはさんで午後は、岡山に移住してきた人たちの毎月の交流会にすこし混ぜてもらいました。

金沢でも毎月11日に、移住してきた人たちがあつまって語り合う「11の会」を、ロスアンジェルスというカフェでしています。ここのマスターもやはり、移住してきたお一人。

交流会へのおみやげは、その「11の会」通信と、移住してきたKさんとMさんがあらたに家族としてシェアハウスで暮らし始めた、という新聞記事コピーなど。

交流会の途中で失礼して、私は岡山からしおかぜに乗り、海をこえて松山へ。

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岡山のコットンことむさんにてby市場さん。

Photo 岡山にお届けの様子を、けいっさんこと市場恵子さんが、ききながらメモして、その日のうちに、facebookにアップしてくれていました。早!!

リポートみたいにくわしく書いてあるね!私はこんなふうにきちんとはとてもかけないのだよ。ありがたいなあ。

こういうことが、12条することであり、同時に、シェアけんです。自分の聴いた憲法のはなしのおすそ分けです。行けなかったひとに、どうぞ、と。こんなことする人のことを、私は、しぇあけんティンカーベルとよんでいます。

**********市場さんのFBから。

「We
💛憲法!女たちのおしゃべり会」@コットン古都夢。毎月第4金曜日の午後、定例開催しているおしゃべり会。今回は水野スウさんが松山(15日)~総社(16日)で講演されるとうかがい、岡山に途中下車していただきました。今回のテーマは、「わたしとあなたの憲法~”12条する”ってどんなこと?」。メモを頼りにご報告します。

「憲法を守る義務はだれにある?」という質問に、多くの人は「私たち国民」と答える。しかし、99条で義務は「天皇・国務大臣・国会議員・裁判官・公務員といった人たちにある」と定める。また、98条では、憲法がすべての法律の上にあって、国の最高法規であると定め、これに違反する法律に効力はないという。(集団的自衛権の閣議決定や安保法制は憲法違反では? 憲法を守らない総理大臣の罪はだれが罰するのだろう?)

97条を見てみよう。「この憲法は日本の私たちに、人としての基本的な権利を保障するもの。それは自由を求める世界中の人たちが長い長い時をかけ、苦しい試練にたえぬいて、ようやく手に入れることができた実り(英語ではfruits)。それはどんな時にも侵すことのできない永久の権利として、今といのちの未来へ信頼に基づいて手渡される」(←いわば、憲法のアイデンティティ、卵の黄身とも言える部分)。97条・98条・99条は「憲法の基本のキ」。
自民党の憲法改正草案では、この97条を削除する(他にも似た条文があるからという理由で)という。トンデモナイ。大事にしたい。

人はだれでも「身の丈に認められたい」と思っている。身の丈以上はつらいし、不当に扱われると深く傷つく。業績や成績や活躍は「目に見える価値=Do」だが、ここにある存在そのものは「目には見えにくい価値=Be」。

9年前、娘(マイさん)と一緒に『ほめ言葉のシャワー』という冊子を作った。娘はそのころ引き籠って、自分は社会の役に立っていないという自責感に苦しんでいた。「そのまんまのあなたでいいよ」という言葉も素直に受け入れられないようだった。
ところがその娘が憲法13条を発見してくれた。憲法13条は「幸福追求の権利」。「生きる目的」「憲法の核心中の核心」。13条を実現するために9条がある。13条と9条はセット。切っても切れない関係。

「わたしは、ほかの誰ともとりかえがきかない。わたしは幸せを求めていい。わたしはわたしを大切と思っていい。あなたもあなたを大切と思っていい。その大切さは行ったり来たり。でないと、平和は成り立たない」。
あなたがあなたらしく在ること。あなたが存在すること(Be)そのまんまがすばらしい。CD『憲法13条~ほかの誰とも』がうまれた。

続いて、憲法12条を発見。「誰かさん、じゃない。この私がしなくちゃならないこと。私たちの自由と権利は人任せにできない。おかしいことにおかしいと声をあげること。不断の努力を日々、普段から。それが”12条する”こと。一人一人が”peace(平和)”の”piece(一片)”になること。その自由と権利は全体のしあわせのために使うこと」。

憲法が謳う「公共」とは”public”=”people”であり、「お上」や「政府」のことではない。ところが自民党の憲法改正草案では「公共の福祉」が「公益及び公の秩序」に、「個人」が「人」に変えられている。
戦争中、国民は「個人」ではなく「臣民」。国や公のために命を投げ出さねばならなかった。私たちはもう二度と国家の介入を許さない。国家の命令で命や人権や尊厳を奪われることがあってはならない。

憲法は孫悟空の頭を縛る「輪っか」のようなもの。権力者が勝手に外そうとするとき、それに敏感に気付いて外させないようにしたい。
「12条する」とは必ずしも国会前デモに参加することだけではない。今日聞いた話を帰って家族や友だちに話す。子どもたちに絵本を読み聞かせる。自分の頭で考えて、自分で行動できる子に育てる。差別をしない、差別を許さない子に育てる。。。すべて「12条する」こと。

ある保育園ではTシャツに「自分大好き」と書いてあった。園長先生が「子どもたちがみんな自分を大好きな子に育ちますように」との願いから書かれた言葉。これも「12条する」。

スウさんが毎週水曜日に開催している「紅茶の時間」内「草カフェ」(1時間)も「12条する」。流行らない(参加者は少ない)けど、継続することが「不断の努力」。
草カフェでは「知らないことを責めない」「恥ずかしいと思わない」が原則。平和の話をするときは、「平らな関係で」「対話する」ことが大事。

「12条する=Do」+「13条=Be」=「25条=生存権」。
最後にスウさんが、「12条+13条+25条の歌」を歌ってくださる。心に染みわたるやさしいやさしい歌声♬

********市場さんのリポートここまで。

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2017年4月18日 (火)

岡山へ

ただいま〜〜!岡山→松山→岡山の総社市へのけんぽうお届け出前旅から、もどりました!

と、FBに書いたのは日曜の夜。日曜の夜は内職をして、月曜日は21美に、ほめシャワのお届け(年間250万人をこえるお客さんが見えるそう、その中の方々がショップであの冊子をみつけてくださるんだね)。

午後は、留守中に届いていたメールやFBのメッセージへのお返事かきしているうちにzzzzzzzzzzでした。睡魔さんに無抵抗の私なので、もちろんそのままおふとんへ。

というわけで、今日になってから、旅のふりかえりを。

13日の岡山駅で私を出迎えてくれたのは、けいっさんこと市場恵子さん。一昨年の秋に県内でいくつものけんぽうかふぇの場を用意してくださった、名コーディネーター。

駅から、翌日のおしゃべり会の会場のこっとん古都夢さんにより、それから沢知恵さんちにとつぜん立ち寄り(沢さんは岡山に移住して、市場さんとも、娘さんの愛ちゃん一家ともとても親しい仲)、運良く沢さんにも会えました。

沢さんの歌、大好きで何度かコンサートにいったことあり、沢さんも私を覚えててくれて。今度は金沢もっきりやさんでの再びのコンサートを考え中とのこと。これまた楽しみ!

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夜は前にもお泊まりさせてもらったゲストハウス、トゥッティさんへ。

オーナーのけんさん、まこさん、市場さん、前に備前で話をきいてくれた律ちゃんと、5人で参加体験型夕ご飯を一緒に。テーブルのうえで春巻きの皮をもどして、自分で好きな具を乗っけて、くるくる巻いて。

174_2 トゥッティさんの、品のよい、きもちよい空間ですごくおだやかな時間、窓からの眺めもなんてぜいたく。

こんなすてきなお宿に泊めてもらえて、話す前からご褒美もらってる気分です。

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2017年4月13日 (木)

伊根町にて

京都府丹後の天橋立(海の京都とよばれてるんですね)によんでくださったのは、与謝郡の先生たち。中心になった太田垣さんは、もと中学の英語の先生で今も教えていらっしゃる。ご夫婦ともとってもすてきな方でした。

去年からけんぽうぶっくをお仲間たちとよみあってこられたという太田垣さんが、どうしてこの本を知ったのか、そのわけがこの日はっきりわかりました。郷里、鳥取のおさななじみさんが「みつけどり」という絵本のお店をひらいていて、郷里にかえるとは立ち寄っていたところ、けんぽうぶっくを見つけたのだそうです。

天橋立に出前の日は、そのみつけどりさんが、友人と一緒に鳥取から車できてくださり!

みつけどりさんは、前から憲法のことがしりたくて、自分にも読める憲法の本がないか探していた時に、教文館さん(銀座の絵本のお店、ナルニア国さん)の通信に紹介されていたのをよんで、けんぽうぶっくを取り寄せ、お店においてくださってたのでした。

娘経由でナルニア国さんが本をお店においてくださり、その通信でみつけどりさんが知り、そのおかげで天橋立の太田垣さんが本を知って読んでくださり、私が天橋立へ、という矢じるしのわけがわかって、いっそううれしい出前でした。

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太田垣さんは伊根町(いねちょう)という2000人ちょっとの町にお住まいです。

10年前に、宮津市と合併するかどうかの判断を、住民投票でこのまま町であることを選択した町。
義務教育、給食、18歳までの医療費は無償。給食に地元の食材がつかわれ、生徒さんたちも生産者さんとこにいき、畑で、海で、働く学びを実践しています。10年経って、すこしずつ若者たちが町にもどってきているとのこと。
この夜のお宿も、太田垣さんの教え子さんがしている、海が真向かいにみえる民宿でした。伊根の海でとれたおいしいお魚をおなかいっぱいいただきました。

翌日、石川に戻る前に連れていっていただいた伊根の海は、おだやかな湾のような海。
舟屋とよばれる、一階が船のガレージ、二階が住まい(二階がものおきで、向かいに母屋をもつおうちもあり)という建物が、海に面して200軒つらなる風景は、ほんとにすばらしい。その舟屋に、伊根のひとたちが暮らしているからなおのこと。

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太田垣さんのおともだちが、舟屋カフェをひらいてらして、そこで海をながめながらおいしいコーヒーを。工房もなさってる方で、これはその伊根工房でひとつ買い求めた、舟屋の柄のコーヒーカップです。174

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2017年3月31日 (金)

4月のおとどけ

明日のエイプリルフールには、富山の朝日町に憲法のおとどけです。2月に富山大学で「不思議なクニの憲法」の上映会があった時にであった、悦子さんがよんでくださることに。

富山県と新潟の県境の町、鈍行列車でとことこと、終点の泊駅まで行きます。(安心して電車の中で寝れるなあ、寝過ごす心配なし)

朝日町、と聞くと、ずうっと前に鱈汁をたべた食堂があったなあ、と思い出します。きっと30数年も前のこと。

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来週8日は、京都府の天橋立まで行きます。けんぽうかふぇのお届けに。

もと学校の先生だった方が、けんぽうぶっくをお読みになってお仲間たちと読書会までしてくださり、ついに本人いくこととなり。ありがたいです。

2:00〜4:00@知遊館(与謝野町の岩滝地域公民館)

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2017年3月30日 (木)

どんぐりの木さんにお届け

四つ目のお届け先は、千葉の稲毛海岸近くのカフェどんぐりの木さん。よりみちカフェ企画の、「憲法はじめの一歩」。

りつこさんが6年前にひらいたこのカフェ。幼馴染のなおみさんのすすめもあって、数年前から二人でよりみちカフェをはじめたとのこと。
去年は一年かけて、「あたらしい憲法のはなし」(1947年、文部省が中学一年生向けに、憲法をわかりやすく解説した冊子)を弁護士さんといっしょに読みあってきたのですって。
その新シリーズのはじめの一歩、によんでいただきました。

実はこのどんぐりさん、憲法を介して娘のほうが先に出逢っていて、とってもすてきなカフェだよ、ここで話せたらきっとママうれしい、と娘が黒子プロデューサーよろしく(?)、3月の上京中はこの日があいてます、と、どんぐりさんに話をもちこんでくれたんです。よりみちカフェのお二人とも、ナルニア国での話を聴いてくださっていて、お互いの、それ、いいね!が行ったり来たりして、この日の出前が実現しました。

173_2 ここで話したらうれしかろ、って娘が思ったわけ、すぐにわかった。
ゆるい木の階段を何段かのぼり、靴をぬいでおうちにあがると、なんともここちよい木のぬくもりと、いい気に満ちた空間。
良い絵本がさりげなくおいてあって、一段高い畳のスペースもあり、トイレにはあかちゃんのおしめをかえられるとこもたっぷりとってあって。
ほぼ満員のお客さまに、ゆったりした時間幅でお話させてもらえて、とてもしあわせでした。

この日はちょこっとおやこらぼトーク。
「ほめ言葉のシャワー」の本をつくった時の、娘のきもちの原点や、クッキングハウスからのむずかしい出前注文「ほめ言葉のシャワーから平和へ」のお題にくんずねんず(金沢弁で、四苦八苦)しながら、娘が発見した13条の意味を、彼女が自分の言葉で。

最後にいつもする、単語な感想のシェアリングタイム。
この日はじめて知ったこと、または、おうちにお土産に持ち帰りたい印象的な言葉、または、今のきもち、そのどれかを短い言葉で折り紙にかき、発表してもらうのですが、その一言一言が、またすんごくよくて。
これって、これまでのよりみちカフェで、憲法を受けとめる一人一人の土壌がそうとう耕されてたせいもあるのだろうな、と思いつつ聞いていました。
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「これからの生活が変わって来ると思う。絵本を読んで、私、12条してたんだね」「13条との出逢いにグッと来た、自分に引き寄せて読んだところ」
「平和のひとかけら」「むずかしい、と思ってたけど、憲法は、しあわせになるためにあるんだね」
「身の丈を認めてもらえるここちよさ」「知らないことははずかしくないよ、という言葉」
「手をつなごう、ちがうみんなで」「自分を認めるということ」「アサーションと重なる、自分の想いと重なるところから」
「すきま12条、っていう言葉」「固いイメージで表面だけみてたなあ」「私の大切さとあなたの大切さと、それがお互いなのね」
若い方の、「スウさんとはじめて逢った日、今日がわたしの憲法記念日」には、おもわずみんなで拍手。

よりみちカフェにずっと来てくださってる弁護士さんからはもったいないくらいのおほめの言葉。
憲法だけでなく、今の政情なども話に織り込んだところをとても認めてくださって、その上、「人間に対する愛にあふれていました」と。
(うひゃ〜〜、うれしい。光栄です)

この日は、13条のうたを娘とアカペラでデュエット。そのあと、みなさんに単語な感想をかいてもらう間、BGMに13条のうたの伴奏CDを小さく流したのです。
そしたら前奏がはじまって少ししたところで、ママとおばあちゃん一緒にと来てた3歳の女の子がつぶやいた。「あ、すてきなおうたよ!」
もう〜〜!この子のつぶやきに、胸キュン、涙でそう。

この日のおみやげは、クマさんが抱く、12、13、9、21、24、25などのクッキー。
それ以上にあったかい言葉のおみやげがいっぱい。
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この日、ご家族で参加した方のおうちでは、その後も、ご家族でけんぽうやせいじに関するおしゃべりがいっぱい交わされたそう。けんぽうかふぇの放課後が、そんな対話で続いていくのがいいな。そこに出てきたこと、できるだけ言葉化してみてね、って彼女に伝えました。

いつもと違う感覚をあじわったら、それをふりかえって、言葉化してみる。そうすることで、より深く、私の中にはいっていく。
私が出前をふりかえって、こうしてメモしてるのも、家にかえってまあさんにいっぱい話すのも、娘とスカイプで話すのも、それと同じこと、って思います。






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