2017年9月23日 (土)

木の浦、シャク崎、鉢ケ崎の海

179_yodakakohi スズ奥能登芸術祭。木の浦の海辺には、ヨダカ珈琲店が、海を臨む茶室になってた。
二三味珈琲さんが、かつてこの舟小屋でコーヒー豆の焙煎をしていた場所。

珠洲の海。娘が幼稚園から小学生の間、毎夏キャンプした。この木の浦でも。そのころあった浜茶屋は、今はコーブカフェという入江のカフェになってた。ここで二三味珈琲も飲めるらしい。

シャク崎に登って見下ろした、光る海の圧倒的な美しさ。
さらにのぼって、木立をぬけて、やっと辿り着いたその先の先の断崖絶壁に、トナカイのツノをはやしてすわっている足があった。「陸にあがる」という作品。いったい全体どうやって、あそこに行けたんだろ?!作品の名前も意味深だなあ。
それにしても、はるか見下ろす波たかき海、切り立った岩。木立の森、それらすべてとコラボしている作品だからこその見応え。

夕暮れになって着いた鉢ケ崎。
この海辺で一番多く、キャンプしたなあ。
藤田祐幸さんと夜光虫を見たのもこの海。
足を怪我して捨てられていた翔を拾ったのも、この海。
スズにきたついでに、テントのひとつもない鉢ケ崎のキャンプ場を歩いて、夕方の海を眺めて、家族の夏が思い出走馬灯みたいにくるくるしたよ。懐かし〜〜かった!

スズ芸術祭、とても1日では見切れない。また、来よう。

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スズ・サザエハウス

スズ奥能登芸術祭。大谷のサザエハウス。
おうちの壁ぜ〜〜んぶサザエ!
ハウスのなかはサザエのおなかにいるみたい。

179_2 ハウスの窓が、海を切り取る。
まあさんが外を眺めてる。179_3

サザエハウスの一番奥に、ちょこんとまします、サザエさんのおうち。179_4

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スズ・時を運ぶ船

木曜日、天気がいいから、能登に行こう!と二人で出発。
行き道の輪島の市姫社でゆずソフトを食べてたら、後ろから、スウさん?とお声がかかり、なんと、輪島のゆきみちゃんと遭遇。

そこから約1時間で珠洲。「スズ」とカタカナで書かれたノボリを目印に、奥能登芸術祭めぐり。

179 これは揚浜塩田の地元の保育所に展示されてる「時を運ぶ船」。この船は、塩づくりに欠かせない砂を運んだ、50年前の本物の砂取り船。赤い毛糸は、血液を意味してるらしい。

この地でずっと塩をつくってきた角花菊太郎さんのお隣に住んでいたという地域の町会長さんがいろいろお話聞かせてくれた。

第二次大戦中、男たちは戦争にとられ、珠洲でもほとんどの家が塩作りを続けられなくなった。あげく、兵隊たちの塩がたりない事態となって、招集されていた角花さんは、塩をつくるため家に戻されたという。
塩にいのちをもらった角花さん、この塩作りを決して絶えさせてはいけない、と。今は息子さんが継いでいる。
今はこの地域に何軒もの塩田がある。

作家さんの名前が塩田さん、というのも楽しいね。スタッフ役で地元のお年の方たちが生き生きしてるのもとってもよかった。

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2017年5月 5日 (金)

連なる休みの1日 

今年の連休は、文字どおり、連なる休みの日々。とくべつな予定をなにひとつたてず、ほとんど家にいて、のんびりとからだを休めています。

昨日はあまりにお天気もきもちよかったので、まあさんに誘われるまま、車ででかけました。田舎道だけ行くので、まったくすいている。

道の花ばながいろとりどり。ウワミズザクラとフジとがからまりあってコラボしてるのや、サクラソウのピンクのじゅうたんや、そして、五箇山まで足を伸ばせば、まだまだ桜の花見もできて!

田植え準備の、水をはった田んぼ、つい数日前に田植えしたばかりの田んぼ。山々の木々の間をくぐりぬけてくる風はきっと緑色だよな。

いちご園のオープンまでは、まだまだ二週間も先と知り、行くあてがなので、じゃ、シャクナゲまつり、って書いてあるIOX AROSAにいってみよっかとなり。

イオックス、は富山のスキー場のひとつ。他の季節にくるのははじめてというまあさん、もちろん私も。あ、イオックス、という名前は医王山(いおうざん)からきてるのだよね、石川にもあるけど、同じ山であって、それを富山の側から見てる、というわけで。

175 7000本のシャクナゲが咲きそろっている道を、トンネルのようにくぐりながら歩く。かすかな甘い匂い。どうしてこれだけのシャクナゲがここに、と不思議に思ってたら、ここの管理をしてるおじさんとたまたま出会って話をきいた。

今から25年前に台湾から「赤星」という品種のシャクナゲ7000本の苗を植えたのが始まり。そして、今が満開のこの花は、7日ころ一斉にきられて、その花は全部、「しせいどう」に送られるのだという!しせいどう、って、資生堂??香水の原料にでもなるんだろうか。。。?

こんなに近くでたくさんの花を見たことなかったので、ビフォアフターのプロセスが一度にみれて楽しかったなあ。つぼみの色と開いた時の色じゃ、ずいぶんちがうねえ。つんつん!ってしてるのは、新芽で、今年は花をつけない木だそう。175_2

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まだ早かったので、五箇山に向かう。
あれ?ここ、なんだろ?と立ち寄ったのが、おおきな合掌造りの岩瀬家。この白川郷、五箇山の近辺では最大の合掌造りの家。そのわけも聞かせてもらって、なるほどなあ、、、。

この地は、もとは前田藩の領地だったのね。塩硝(えんしょう)とよばれる鉄砲火薬の原料になるものをここでつくっていたために、前田藩の役人もここにすみ、またたくさんの前田藩のお侍も泊まりにきたため、これだけの大きな家である必要があった、と。

もちろん、そんな鉄砲火薬をつくってるなんてこと、幕府には内緒なので、この地でつくらせた。そして湯涌の方から秘密裏に金沢に運び入れた。たった300年前のお話だけども、妙にリアルだったなあ。

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2015年9月17日 (木)

政務調査費返還の裁判

津幡町の町会議員さんたちの、政務調査費の使い方がおかしい、と津幡の男6人衆が原告となって、裁判をおこしたのはもう5年ぐらい前のこと。

地裁では、町議さんたちの,一部の不適切なお金の使い方を裁判所がみとめて、お金を返しなさい、という判決がでました。
それを不服とした町が原告となって、控訴。
その裁判の判決が、金沢高裁で9月16日に出ました。
判決の内容は、一審の時とほぼ同じ。原告の控訴は棄却されました。

津幡町の議員さんの政務調査費(いまは、政務活動費と呼ばれている)は、月額25,000円です。号泣で有名になった兵庫県の県議とくらべると、それはわずかな額かもしれません。

でも、この裁判を起こすまで、領収書なしでも誰もそれを問題としなかったことや、政務調査とはまったく関係のないずさんな使われ方がされていたこと、などは、やっぱりおかしなこと。それが粘り強い調査によって、明らかになりました。

長い裁判の間に、政務調査費の支出にレシートが義務づけられるようになったし、それに、政務活動費自体が廃止されることにもなるようです(すでにお隣の内灘町ではそうなります)。

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町議会と町にはしかるべき距離がなければいけない。
それがくっつきすぎると、今回のようなことがあたりまえになっちゃうんだ。

こういう状態は、規模はちがえど、国会と国の今の状態と同じ、とあるひとがいってたけど、ほんとですね。
国会と内閣、立法府と行政府の間には、本来なら、ちゃんと距離がなければならない。
内閣より上にあるはずの国会なのに、多くの国会議員が内閣とくっつきすぎて、一体化しちゃってる。三権分立がおろそかにされすぎてる。

ちいさな町から見えて来る政治。
それはこの国の縮図。
一人ひとり民主主義していかないと、そういうこともみえてこないんだな、と感じた今回の裁判でした。

6人衆さん(まあさんもその一人)、本当におつかれさまでした!
民主主義をみせてくれて、ありがとう!

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2015年5月15日 (金)

5月の詩の時間

Cab5r7oa 図書館で月に一度の、「詩を楽しむ時間」。年に何回か、町内の中学2年生たちがわくわくワーク(職場体験)で図書館にはいり、詩の時間にも参加します。

長田弘さんが亡くなられたばかりでもあり、この日は彼の詩をよもう、と詩の仲間たちは思ってた。でも中学生たちが参加するなら、よみやすい詩集もあったほうがいいな、とも思い、昨日は10冊を超える詩集が、詩の時間のテーブルにならびました。

長田弘さん、金子みすずさん、やなせたかしさん、小学生の詩をあつめた「こっち向いておかあさん」や「ちょっとだけパンツをはいてとなりのトイレに行きました」などなど。

4人の中学2年生、やさしい詩もよんだけど、長田さんの「世界は美しいと」や「人はかつて樹だった」や「幸いなるかな 本を読む人」の詩の本にも手をのばして、声にだしてよんでくれた。
読めない漢字や、むずかしい言葉は、教えてもらいながら、長田さんの哲学的な詩も、いくつも読んだ。

そうなんだね。こっちが、やさしい、わかりやすい、を先に選ばなくたっていいんだ。全部がわからなくたって、感じればいいんだ。

やなせたかしさんの「おとうとものがたり」では、戦争で死んだ弟さんへの想いをいっぱい感じる詩もあった。

こんなふうに次から次へと順に、ぴんと来た詩を声にだして読んでいく、って、学校じゃしないこと。私たちいれた8人で、およそ60もの詩を読みましたか?おとなの私たちにとっても、新鮮ないい時間だったよ。

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2013年11月 8日 (金)

認知症カフェ・トマリギ+24日のお知らせ

「認知症カフェ」

って、福井の「みんなの保健室」から出前紅茶にきてください、とお声かけてもらうまで、まったく耳にしたことのない言葉だった。

発祥の地、オランダには、国内にいくつもの認知症カフェがあるという。
認知症の人やその家族が、気軽にたちよって、相談したり、介護の情報を得たり、交流したりできる場所、としてはじまったこのカフェ、日本でもすでに各地にこんな場所ができつつある、って初めて知った。

11月4日のこの日は、福井駅前アオッサでの、一日限定、認知症カフェ「トマリギ」。

認知症の人やその家族だけでなく一般のひと、誰もがふらっと来て、楽しい時間を過ごしながら、認知症についての理解を深めてもらう、というのを目的に、7月、9月、とひらいてきて、今回の11月で3回目。

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認知症について知りたい人も、おいしいコーヒーでくつろぎたい人も、どうぞ来てください、というカフェ・トマリギ。

131104_ 朝のオープニング(こんなふうにテープカットの場面もあったよ)から夕方の閉店時まで、私もずっとその場にいて、本当に楽しい、そして充実した時間をすごさせてもらった。
まさにこれから先、もっともっと必要になってくる場だなあ、と感じながら。

エプロンしてるのが、トマリギ店長の里さん。この日も、認知症サポーター養成講座でお話をしてくれた。

その時間内に、今は施設に入所されてるお母さんのお話をしてくれたのが、息子さんであるHさん。

Hさんが、認知症であるお母さんをうけいれられるようになるまでに、約10年かかったという。
今は、母を母としてみることができるようになりました、と、めっちゃすてきないい表情で笑っている、お母さんの写真を見せながら話してくださった。

トマリギ店長の里さんが、認知症はまだまだ謎なぞだらけの病気。また、誤解もとても多い。でも、その謎解きをしていくことが、介護する人にとってのあらたな感動でもあって、というようなことをお話してた。

実際の介護の過程を話してくださったHさんのお話の中にもいっぱい、謎解きとその感動があったなあ。

ご本人以上に、向き合う人が、認知症をどうとらえたら、そのひとをそのひととして、beで見られるようになるだろう、受けとめられるようになるだろう。

そのためにも、一人だけで向きあおうとしないこと、認知症を知ること、社会とつながってくこと。
その入り口の一つが、家族会だったり、カフェ・トマリギだったり、「みんなの保健室」だったり、するのだろうなあ。そんなことをリアルに感じさせてもらえるお話タイムだった。

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131104__2 クリスマスツリーのあるひろいホール空間には、いくつもの丸いテーブルが置かれ、個人的にちょっと相談したい人は、スタッフの誰かに声をかけて、1対1で話を聴いてもらえる。

テーブルの紙コップには、認知症まめ知識のリーフレット。このテーブルで、格安コーヒーもドリンクも飲める。(同じアオッサ1階にあるほんとのコーヒー屋さんが出前してくれる)

血圧はかるコーナーもあり。ちなみにこの日の私は150と79。いつもよりちと高め。次にお話する出番がちかづいてたので、ちょっと緊張してたかな。

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私の話は午後の1時間半を使って。

もちろん私に認知症に関してのお話はできないので、いつものように、
・紅茶ってこんなとこ、
・何にもしてない紅茶の、してること、
・居る、在る、のbeは、何ができるできないのdoの、まず土台としてあること、
・ほめ言葉のシャワーの話、
・会場のみなさんに参加してもらっての、ほめシャワのワーク。
・最後に、あなたはほかの誰ともとりかえることのできない存在だよ、と感じてもらう歌、「ほかの誰とも」を、あの大きなクリスマスツリーの前で。

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福井に行く前は、不特定多数の人が行き来する、商業施設的な場所のオープンスペースで語る、ってなかなかに難しいだろなと思っていたけど、話を聴いてくださってる方達の集中度が高くて、とてもいい空間になってた。

「みんなの保健室」のスタッフさんたちが、きっといろいろなところへ、熱心にお知らせだしておられたんだろう。
何気無くお買い物に来た人も、何かやってるな、何だろ?と立ち止まって、途中から参加人数もふえ、というあたり、それこそオープンスペースならではのよさ。

そういうことも含めて、新栄商店街にある「みんなの保健室」という場所から、さらに街に出かけていってあらたな人とつながる、アウトリーチの大切さをいっぱい感じた一日だった。

Photo

トマリギ店長の里さんも、みんなの保健室代表の内山さんも、保健室の母体であるオレンジホームケアクリニック(地域の在宅医療を応援するクリニック)の紅谷先生も、トマリギのスタッフさんも、みなさん、若くて、笑顔のきもちのいい人ばかり。
一日そこにいて、だからとってもきもちよかった。

あ、そうだ!
この認知症カフェ・トマリギさんに、紅茶の時間に、逆に出前カフェしてもらうのはどうだろう!この日のカフェでお話してくれたHさんにも来ていただいて。

ふと思いついたそのアイディアをその場で話すと、里さんも内山さんも大賛成。

というわけで、おそらく来春、認知症カフェ・トマリギ in 紅茶の時間(と、このタイトル見ただけで、なんだかわけわかんなくて楽しそう)をすることに!

紅茶ではこれまでも、からだとこころのギヤチェンジ、と題しての更年期障害のお話や、クッキングハウスの松浦さんから、心の病気のお話などなど、ゲストからいろいろお話きいて仲間たちと学んできた。
認知症カフェのお話もまた、必見、もとい、必聴!のテーマ。

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私は今週も、子育てグループへのお話とワークの出前で福井にいくので、その帰りに、「みんなの保健室」にもお寄りして、逆出前話の続きをしてこよう。

必聴!のお話といえば、こっちも。
        ↓
11月24日(日)、とくべつ紅茶で、
「はればれとおおらかに、オシッコとウンコの話」と題して、
小松から、いのちにやさしいまちづくり・ぽぽぽねっと理事長の
榊原千秋さんをゲストにお招きして、お話を聴きます。

2:00〜5:00 @紅茶・水野宅 参加費500円
お問い合わせは水野まで tel:076−288−6092

榊原さんは、もと保健師さん。いまは金大の看護の先生。
看護、介護、こころのケアのプロ。パワフルだけどとってもあったかい、すてきな生き方してるひと。人と人をつなぐ名人。

そもそも、みんなの保健室の母体であるオレンジホームケアクリニックの紅谷先生を知ることができたのは、コンチネンス(きもちのいい排泄の状態、という意味)協会の北陸セミナー(榊原さんが、北陸の支部長さん)で、榊原さんが紅谷先生をよんでくださったおかげ。

ああ、ここでもまた、ぐるぐるぐる、と人がつながっていくね。

というわけで、24日もどうぞ、紅茶にいらしてください。
みんなでオシッコとウンコの話を聴きましょう、それもまた、人間が生きる基本のことだからね。

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2013年10月31日 (木)

藤里町のことが、クローズアップ現代で。

つい10日前に行った秋田県の藤里町。
28日のクローズアップ現代で、この町のすばらしいとりくみが紹介されていた。

藤里町で家にこもっている多くの人たちに必要なのは、カウンセリングではなくて、はたらける場所だったんだ!という気づき。

働きにでるまでの、練習の場所としての意味もおおきい福祉の拠点、こみっと。

そこで、うどんやそばをうったり、そこのレストランではたらいたり、ヘルプの必要なお年寄りの買い物に付き添ったり。

そのこみっと収穫祭の日、私は藤里町にうかがったんだった。すごいシンクロ!

藤里町のとりくみ、15分だけ動画でみることができます。
    ↓
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3422.html

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2013年6月 3日 (月)

さよなら西宮

はからずも急遽、西宮に一日だけ行くことになり、用事の前に娘の住んでたマンションの近くにもう一度寄ってみた。

はんにし、と呼ぶ阪神線西宮駅、そのちかくのお店の、看板猫ちゃん。何度も会ってたね、最後の一枚、とらせてね。
どことなく、3年前までうちに居たマガちゃんとも似てるよ、キミは。

130528_
引越準備のため、もう自炊はできないときめて、娘が西宮暮らしの最後の一週間、日参してたという しまいろカフェさんにはじめてはいって、私一人のお昼ご飯。

130528__2 若いご夫婦がしてるすてきなカフェでした。鉄板ごとでてくるキャンプカレーと、リッチなアイスミルクティーのランチ。

店内に、お客さまたちが手に取って読める、おしゃれな本たちのならぶ本棚があり、そこに一冊、「ほめ言葉のシャワー」をおかせてもらった。

毎日一人でランチに通い、もうすぐ東京に引越します、と言ってた娘のことはご夫婦とも覚えていてくださってた。

この冊子は、西宮が大好きだった娘の、いわば置き土産だ。
奥付けには、西宮市ーーの住所が記されてるし。

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2013年5月 7日 (火)

アートzaマーケットとラ・フォル・ジュルネ

連休中はいつもまあさんが薪作業に精を出すので、私も遠出することなく、たいていは家で縫い物をしたり、紙類の片付けものをしたりして、ゆったりとすごす。
時には電車で金沢まで出て、100円のまちバスにのって、街を歩く。

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21世紀美術館のぐるりでは、この時期、毎年、アートzaマーケットという手作り市がひらかれる。ことしも80以上のお店がならんだ。

お財布の紐をだいぶ締めながら、お店をのぞいてまわる。

作品に想いが感じられて、作り手の店主さんがすてきなひとだと、思わず足をとめて、話しこんで、一点ものの作品を手にする。
今年は長野県からやってきたひとのガラス作品と、金沢の豆本作家さんの作品など。

130504_ 栞アーティストのきりりんさんも、こんなかわいらしいお店をだしていたよ。
しおり、というなにげないものに特化して、包装紙や折り紙やいろんな紙が、またrebornする。
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5月の連休といえば、金沢を中心にひらかれるラ・フォル・ジュルネ(直訳すると、熱狂の日)も、金沢ではもう5、6回目になるのだろうか、GWの定番になりつつある音楽祭。

期間中、JR金沢駅のあちこちや、しいのき迎賓館の前などで生の音楽が流れ、県立音楽堂を中心に、オーケストラアンサンブル金沢や、外国の音楽家たちの生演奏が、いわゆる演奏会に行くよりは高くないお値段で、一回の演奏も45分で、気軽に楽しめる。

今年は、3日と4日の夜、まあさんと、「亡き王女のためのパヴァーヌ」や、「アランフェス協奏曲」や、「月の光」など、どちらもステージキャスト席で聴くことができた。

よい席で目を閉じて聴くのもいいけど、音楽家たちの息づかいまで感じられるこの席ならではの、ここちよい臨場感。

ステージ席にすわるので、指揮する井上道義さんの豊かな表情も音楽のうち。
奏でるように、踊るように、歌うように、包みこむように、時には重く堂々と、そして、ソロが演奏する時には微笑みながら、一人の聴き手になる、井上さん。
からだ全体が音楽になってるひと、その感覚を味わえたこと、いい時間でした。





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