2017年5月28日 (日)

モリにしますか、カケにしますか

お蕎麦やさんで、お店の人から「モリにしますか、カケにしますか」と言われてあわてふためくお客さん。

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北陸中日に載ってた、佐藤正明さんの3コマ漫画。

その続きが載ってました。
ピンボケですんません。読めるかな。

あまりに秀逸、目のつけどころがすごい!

佐藤さんの描き続けてこられた、政治漫画のあたらしい本がでたばかりのようです。
この10年の総理大臣を漫画にしたものらしいよ。


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キッズドアの渡辺さんが書いていること

「あったものをなかったものにできない」

キッズドアの渡辺さんから見えている前川さんのこと。
    ↓

前川前文部科学省事務次官が、加計学園をめぐる文書で記者会見をされた。

様々な憶測が流れていて、何が真実か見えづらい。

実は、前川氏は、文部科学省をお辞めになった後、私が運営するNPO法人キッズドアで、低所得の子どもたちのためにボランティアをしてくださっていた。素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた。

私は現場のスタッフから「この方はもしかしたら、前文部科学省事務次官ではないか」という報告は受けていたが、私が多忙で時間が合わず、また特になんのご連絡もなくご参加されるということは、特別扱いを好まない方なのだろう、という推測の元、私自身は実はまだ一度も直接現場でお目にかかったことがない。

 

担当スタッフに聞くと、説明会や研修でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ。

「登録しているボランティアの中で唯一、2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、本当に頼りになるいい人です。」

と、担当スタッフは今回の騒動を大変心配している。年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない。

*****:

渡辺さんの文章はまだ続くので、できたら最後までよんでくださいね。
憲法で高等教育無償化、にするまえに、もっとするべきこと、があると思う。
かけ学園のへの優遇がいかにおかしなことか、くっきりと見えてきます。

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2017年5月20日 (土)

たまtsukiの高坂さんのブログから

池袋でオーガニックバーをひらいている、今は週休3日のお店、「たまにはtsuki でも眺めましょ」店主の高坂勝さん。

前に3年近く金沢に暮らし、その時にであって、ピースウォークも一緒にしたね!紅茶にもきてくれたね。

その高坂さんも東京新聞よんでたんだ。
ブログにこんなふうにかいてくださいました。

その中に、高坂さんの出会った金沢の仲間たちの名前もいっぱいでてくるので、うれしくて、シェアさせてもらっていい?ってお訊きしたら、はずかしいみたいなきもちだけどもいいですよ、とゆるしてくださいました。

彼は、たまtsukiの店主さんしながら、いろんなお客さんのおはなしきいて、うなずいて、そっとそっと、たくさんの人のきもちを支えてるひと。彼の生き方、働き方が、いろんなひとに、大事なタネを蒔き続けてるとおもいます。

あ、ブログの中にでてくる、高坂さんに自給のヒントをくれたひとは、藤田祐幸さん、でした。自分もそう思っていたことを、祐幸さんが言ってくださって、それが高坂さんの確信、自信、になったのだそうです。
祐幸さんはもちろん私にたくさんの大事なタネをまいてくださった方だけど、そうか、高坂さんもそのタネをひろっていたんだね。

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2017年5月15日 (月)

べんさんコンサート

昨日14日は、たかはしべんさんのコンサート@市民芸術村の里山の家へ。

11月に紅茶に見えた時は(賢治さんの時間の日に合流してくださって)「星めぐりのうた」にちょっぴり「雨ニモ負ケズ」の言葉入りのをうたってくださいました。

東北最高(東北さ、行こう)は歌いやすくて覚えやすくて。
釜石小学校校歌は、何度聞いても本当にいいなあ。いのうえひさしさんの歌詞。

ごきぶりの歌は、何度聞いてもホロリと切なくなるし、ハエをのみこんだおばあさんはどうかんがえてもヘンテコすぎる歌で、そこが、おもしろい。

はじめてきく、ベロ出しチョンマの歌。

ぎゅってして、の歌。
ぎゅってして、ってきもちになること、あるあるある!

30歳で歌手になって、38年歌いつづけてるべんさん。
一時間半あまり、水ぜんぜんのまないでうたいつづけ、しゃべりつづけてって、すごすぎる。
お願いだから、べんさん、できたらのんでね。私はもう、水分なしだと語り続けられないよ。

175_2 このお人形、べんさんが50歳の時に、25年後のべんさんをつくってください、ってお願いしてつくってもらったんですって。だから、今のべんさんより年上の、75歳のべんさん人形です。

紅茶の賢治さんの日にきてべんさんとはじめてであえた、能登の二木さんと3人で。

なんでだか、ブログに写真つけると、こんなふうに横になっちゃうの。
顔を90度曲げて見てね。

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2017年5月12日 (金)

まついのりこさんのご本から

昨日5月11日は津幡図書館で月一回の、詩を楽しむ時間という小さな読書会の日。

川崎洋さんが選んで編んだ、「子どもの情景」という連詩がとってもよかった。いろんな子どもたちの、ほんの二行ほどの詩を、連ねて読むと、こんなにおもしろいのか、いきいきするのか、楽しくよみながら、そこに子どもたちの情景がまざまざとうかびあがってくる。

この日、わたしが持ち込んだのは、詩集でないけど、仲間たちと輪読したくて、この一冊。
絵本作家&紙芝居作家の、まついのりこさんが書かれたエッセイ集「あの日の空の青を」から二つの小さな読みものを。


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今年2月になくなられたのりこさん。このご本は、私自身、勇気が減ってきたな〜、と感じる時にこれまで何度も読み返してきた本です。

二つの読み物のうちの一つは、「心の成人式」。のりこさんが14歳の時のおはなしです。戦争がおわって3年目のころ。

大学で経済を教えてらして、また大学図書館の館長さんでもあったお父様が、のりこさんを夜の図書館につれていって、のりこさんの読みたい一冊を自由に選ばせてくださったというお話。
その時のほこらしいきもち、自分を一人の人間としてみとめてもらえたよろこび。そのことを、のりこさんは、あれは父がわたしにしてくれた心の成人式だった、と。
(のりこさんが20歳になった時、すでにお父様はなくなられていた。経済学者ゆえにこの戦争は負けるとわかっていて、授業でそのような話をしたことが治安維持法にふれて、牢獄に入れられ、戦後に解放された時にはずいぶんお身体が弱っておられたという)

のりこさんは、小さな「心の成人式」が毎日毎日図書館の中で行われているのだとわたしは思う、と書いている。

図書館は民主主義のかなめ、自由に読みたい本を選んで自分の知りたいことを学べる場所。ナチスが図書館の本を燃やしたのは、それだけ本に力があると恐れたからではなかったか。
民主主義と図書館は、わたしの中でつながっていたけど、成人式とはつながってなかったから、この文章をはじめて読んだ時にとっても心に残っていたんだ。

もう一つの読み物は「ほんとうの教育費」。これは、のりこさんの次女の朝子さんが、やはり14歳の時のおはなし。そのころからパントマイミストになることをきめていた朝子さんは、それまで通っていた中学が変質していくのをみて、自分なりに行動もし、先生とも話しあったけれども、その高校にすすんで二週間後に退学した。理想を求める姿がないその学校では、もう学んでいくことができないと。

井の頭公園近くに生まれたフリースクール「寺子屋学園」。親たちは一口2千円の縁の下費をはらって、その学園を支えたという。
子どもたちが本当に人間らしく伸びていこうとしている学びの場に出すお金こそ、ほんとうの教育費ではないか、とのりこさんは書いている。ああ、これって中学高校の子どもだけにかぎらない話だなあ、と思いながら読みかえしました。(その寺子屋は、自由の森学園のうまれるもとになった場でもあったと思います)

朝子さんはその後もずっとパントマイミストとして今を生きています。金沢で何度も舞台で演じてもらいました。一度は金沢能楽堂の舞台でも(1980年代、能楽堂でのマイムは日本初!)。

かつて寺子屋学園のあったその場所は今、朝子さんのマイムのスタジオにもなっている。5月の連休の二日間、朝子さんは自分のスタジオで、のりこさんを偲ぶパントマイムを演じて、娘夫婦がそれを見に行かせてもらいました。
マイムのあとに、のりこさんの長女で壁画家のエイコさんから、のりこさんの最期の日々のお話があり、つづいて朝子さんが、この本から、「ほんとうの教育費」を朗読したそうです。

そんな話を聞いていたのでね、今月の詩の時間には、ぜひともこのお話を仲間と輪読したかったのでした。

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2017年3月28日 (火)

松井さんと。

東京に帰る日、新幹線に乗る前の時間、松井監督と娘と私、3人でランチをご一緒した。

思えば、松井さんとはおととしの12月に元山じんしろうくんの取材に金沢に見えた時はじめてお会いし、去年1月、紅茶に取材にみえ、2月、川口での撮影、5月の「不思議なクニの憲法」上映会、9月銀座ナルニア国での撮影、11月リニューアル版上映会、と6回お会いしてるけど、個人的な時間を持つのって、実は昨日がはじめてでした。

ランチしながら、松井さんが、リベラルの弱さ、知性のおごり、という言葉を出された。.
ん?って顔したら、具体的に説明してくださって、とても腑におちた。ああ、そういう面たしかにあるよなあ。

ついつい、政治に関心もって、行動してる「私たち」の方が、正しくて、えらい、と、無関心なひとたちをどこかでみくだしてやいないか。

無意識にでもそんなきもちでもって、気のあうひとたちとおしゃべりしてたら、その見下し感の空気は、きっと、いわゆる無関心な人達や、自分ってなにもしていないと引け目を感じてる人達に、しっかり伝わってしまってると思う。

知性のおごりのこと、松井さんがFBに書いてらしたので、シェアしますね。

松井 久子
3月26日 0:17 ·
【雑感・森友問題①】
 若い人たちと我が家でごはん会をしていた夜のこと。
 楽しい語らいの輪を外れてTVのニュース番組を見ていたら、お嬢さんの声が聞こえた。 
「でもこんなこと、ずっとやられてきたことでしょう?」
 何を今更…?と、その微笑みが言っていた。
 権力が陰で悪いことをしてるのはわかっている。
 だけど今の私は頭も心も自分のことでイッパイで、そんなことに怒ってるヒマはないの。
 確かにそうだと思う。総理夫人が100万円を渡したかどうかがわかったところで、彼女の生活が変わるわけじゃない。だから、考えても仕方ないことは考えないことにしている。安倍さんも霞が関の官僚も、自分にとってはいちばん遠い所にいる人たちだから。
 そうそう、わかっている。このお嬢さんのような人たちが今の日本社会のマジョリティーなのだ。

 その一方で、FBのタイムラインは連日森友学園にまつわる投稿でいっぱいである。
 実際私自身もこのところ、ネットで「その通り!」と思えた記事を見つけると、一生懸命シェアをしているし、テレビのコメンテーターに総理を擁護するばかりの政治記者・田崎某の顔があると、慌ててチャンネルを変えたりを繰り返している。
 そして改めて、自戒を込めて思うのである。
 人は自分が見たいものを見、聞きたいことを聞く。
 またも私は、あのお嬢さんたちのことを忘れて、意見を同じくする仲間同士の頷き合いにハマってしまっているではないか…と。

 自分のつくった映画『不思議なクニの憲法』が、なかなかあのお嬢さんたちの間に広まっていかないことに、頭を痛めたり、悩んだり、ときには苛立ったりしていた。
「憲法は私たちの生活とつながっているんだよ」といくら言っても、こっちを向いてもらえない。映画を観てくれる人びとはすでに安倍政権に疑問を持っている、今更観なくてもいい人たちばかりだった。これではダメだと思いながら、どこに行っても感じるのが日本の「リベラル」の弱さについてだった。
 リベラルはなぜ弱いのか?胸に手をあてて考える。
 権力の「悪」を見抜いている自分たちは賢いという無意識のうちの傲慢さや、「気づかない人たち」を上から目線で見ているのではないか。
 その点たぶん話題の日本会議や日本青年会議所の方が、無関心層を自分たちの仲間に引き込むのに長けているような気がしていた。

 そして今回、かつて日本会議のメンバーで、安倍夫妻のお友達だった「籠池のオッサン」が、リベラルが破れなかった壁を一瞬にして突き破ってくれたという現実。
 世界のABEも、よもや思想を同じくするお友達からここまで追いつめられるとは思わなかったろう。どちらにとっても、なんとも皮肉な話ではないか。

 でも、今回の籠池騒動はまだ敵(権力側)のオウンゴールで1点転がり込んできただけに過ぎない。
 マジョリティーにとって「知性」は時に邪魔でしかなく、「正義」に人を巻き込む力はない。
 リベラルの正念場はここからである。

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2017年3月22日 (水)

ルビーナさんにて。

この前、まあさんと二人でひさしぶりに野々市のルビーナさんにいっておいしいカレーを食べてきました。

店主さんのタラちゃんことマックスダとはもうずいぶん昔からのおともだち。なにせ、「まわれ、かざぐるま」の本の出版パーティの会場が、そのころは幸町にあったルビーナさんでしたからね。キルトのミチコさんが、そのパーティをしかけてくれたのでした。1990年、いまから27年も前のこと!!

野々市にお店がうつってからもよくカレーをたべにいったし、タラちゃんにもとくべつ紅茶のゲストとしてお話ししてもらったりしたんです。
去年の暮れからは、娘が小学校5年生の時に夏休みの宿題でつくった「カレーの研究」という手つくり本を、お店においてもらって、お店にみえた方たちにみていただいてました。

その本を引き取りがてら、先日カレーをたべにいったのですが、お二階のスペースが、ちいさなお話会するのにちょうどいい大きさ、雰囲気。

そこで、5月のどの日かに、カレーランチつきけんぽうかふぇをひらこう、って思っています。平日の午前がいいのか、土曜か日曜の午前がいいのか、何人かの意見をきいてから、決めようかな。
そんなのしたら、参加したい、って思ってくれる人いるかな?

20日のピースウォークには、東京にいくタラちゃんを金沢駅におくりにいったタラちゃんの妹さんご夫婦が、四高記念公園まできてくれました。アフリカンダンスのカタンナを、とっても楽しんでみてってくれましたよ。

写真は、タラちゃんの妹さんとルビーナにて。

https://www.facebook.com/indian.restaurant.rubina/photos/a.489070661132056.109454.486860518019737/1337805116258602/?type=3&theater

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2017年3月19日 (日)

23日証人喚問。

籠池さん23日証人喚問。総理大臣を侮辱したからたださないと、ってあたかもそんな理由で国会によぶことが急遽きまったかのような印象。

しかもWBCの日にぶつけるなんて。
前の記者会見の時、生放送中に突然、南スーダンからの自衛隊撤収の速報が入った時のような気持ち悪さ。

問うべきはもちろん、国有地の大幅値下げの理由と小学校の認可妥当の判断について。でもそれをただすには、財務省も府知事も府の私学課も首相夫人もよばなくちゃ全体像は見えてこないよね。

籠池さんが会いにいった菅野完さん、「日本会議の研究」という本を書いた人。
この本の中にも、教育勅語を暗唱してる森友学園の幼稚園の話がでてきてたし、稲田さんもでてきたし、安倍内閣と日本会議のつながりもいっぱい出てくる。そして籠池さんも日本会議の仲間。
今の憲法をかえたがっているひとたち、だね。

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2017年3月16日 (木)

松井久子さんのFBから。

森友学園は、一環にすぎない。全体を見ること。
松井さんがとてもわかりやすく、書いてくださってる。

自民党憲法草案と教育勅語はセット、と私は前から思ってるけど、それを実践するための学校づくり、ってことがだんだんはっきりみえてきた気がする。

それだけの大きなちからを与えてしまったのは、主権者である私たちなんだよね。
そのブーメランを、きちんと受け止めないとな。やがて選挙もあることだし。

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松井 久子さんのFBから。

結局のところ、今回の森友学園疑惑は「権力が一点(総理あるいは内閣)に集中し過ぎたために起きたこと」の一語に尽きると思う。
 公僕であるはずの、国民の税金で仕事しているはずの政治家や官僚が、国民の方を向かず強い総理と内閣のために働いていたことを、私たちは今まざまざと見せつけられているわけだ。
 国民の目を、経済や外交といった一見派手な政策に向けさせながら、安倍総理の真の目的が極右的な「思想統制」と「愛国教育」にあったのは、なにも今に始まったことではなかった。
 政権は、憲法問題はもちろんのこと特定秘密保護法も、共謀罪も、すべてが国家による思想統制を目指した重要政策を着々と押し進めてきて、その一環に過ぎなかった国有地の払い下げが、今回図らずも露見してしまった。
 その意味で総理と稲田防衛相はじめ多くの自民党や維新の議員たちは、籠池氏と同じ思想を持つ「仲間」だったのである。つい昨日までは。
 そのお仲間たちが、自分たちの信じる思想を浸透させるために、長大な計画で推し進めるはずだった愛国教育。
 その巨大権力の目論見を、霞ヶ関の官僚と地方自治体が支えたという構図。
 さほど内閣支持率が落ちなければ、権力者はこのままメディアに対する恫喝を繰り返しながら、籠池一家をスケープゴートにして、まんまと逃げ切るつもりなのだろうか。
 そんなこと、絶対に許してはならない。
 メディアも野党も頼れないなら、主権者である私たち国民が、もっと冷静に注意深く権力チェックをしながら、この騒動の本質を見極めなければならないと思う。

 

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教育勅語 高橋源一郎さん訳

源一郎さんがついったーでつぶやいたのを、ひとつにつなげてくれたみゆきちゃん、サンキュ!
なんとわかりやすいです。本質をいってます。
明治神宮HPの訳とくらべると、その深さは歴然。

https://twitter.com/takagengen

教育勅語①「はい、天皇です。よろしく。ぼくがふだん考えていることをいまから言うのでしっかり聞いてください。もともとこの国は、ぼくたち天皇家の祖先が作ったものなんです。知ってました? とにかく、ぼくたちの祖先は代々、みんな実に立派で素晴らしい徳の持ち主ばかりでしたね」

②「きみたち国民は、いま、そのパーフェクトに素晴らしいぼくたち天皇家の臣下であるわけです。そこのところを忘れてはいけませんよ。その上で言いますけど、きみたち国民は、長い間、臣下としては主君に忠誠を尽くし、子どもとしては親に孝行をしてきたわけです」

③「その点に関しては、一人の例外もなくね。その歴史こそ、この国の根本であり、素晴らしいところなんですよ。そういうわけですから、教育の原理もそこに置かなきゃなりません。きみたち天皇家の臣下である国民は、それを前提にした上で、父母を敬い、兄弟は仲良くし、夫婦は喧嘩しないこと」

④「そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、博愛精神を持ち、勉強し、仕事のやり方を習い、そのことによって智能をさらに上の段階に押し上げ、徳と才能をさらに立派なものにし、なにより、公共の利益と社会の為になることを第一に考えるような人間にならなくちゃなりません」

⑤「もちろんのことだけれど、ぼくが制定した憲法を大切にして、法律をやぶるようなことは絶対しちゃいけません。よろしいですか。さて、その上で、いったん何かが起こったら、いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕してください」

⑥「というか、永遠に続くぼくたち天皇家を護るために戦争に行ってください。それが正義であり「人としての正しい道」なんです。そのことは、きみたちが、ただ単にぼくの忠実な臣下であることを証明するだけでなく、きみたちの祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんです

⑦「いままで述べたことはどれも、ぼくたち天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓であり、その子孫であるぼくも臣下であるきみたち国民も、共に守っていかなければならないことであり、あらゆる時代を通じ、世界中どこに行っても通用する、絶対に間違いの無い「真理」なんです」

⑧「そういうわけで、ぼくも、きみたち天皇家の臣下である国民も、そのことを決して忘れず、みんな心を一つにして、そのことを実践していこうじゃありませんか。以上! 明治二十三年十月三十日 天皇」

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